【ネガティブ注意報】 Going my way の行き先は・・・




今週の金泉チャレンジャー、予想外(私にとって)の2回戦敗退となりました。

それから4日が経ちましたが、思ったほどこのブログのアクセスが落ちていませんでした。
もしかしたら、何か私の言葉を待ってくださっている方がいるのかもしれませんね・・・。


という中で申し訳ないのですが、このところ前向きな言葉を模索してばかりいます。
模索とは、それが見つけられず苦悩しているという意味です。

月曜日にアップされた添田くんのブログを読んで、体調がようやく落ち着いてきてテニスに打ち込めている幸せを感じられていることに心から安堵する一方で、私は言いようのない悲しさを感じずにはいられませんでした。

今週の結果のこともあり、昨日まではそれがネガティブな考えとなっていたのですが、今日はそれが少し変わってきたような気がします。
今日は、できるだけ率直に(しかしオブラートには包みつつ)そのことについて書きたいと思います。

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先週のプレイを見た上で月曜日のブログを読んで感じたのは、率直に言うと、添田くん自身が自分のテニスに対する満足の基準が少し下がってしまっているのではないかということです。
うーん・・こう書くとものすごく語弊があるのですが、上手い言葉が見つからず。。

以前からなのですが、添田くんが「テニスの調子は悪くない」という言葉を使う時、いつからか私は何かがしっくり来ていないんだろうなとうがった受け止め方をするようになりました。


去年の前半はさっぱり勝てずに長く厳しい時期を強いられ、今年は度重なる体調不調によりまともに試合ができないシーズンを送っているにも関わらず去年よりはその停滞期から少し早く脱出することができている感もあります。一方で、度々の体調不良により、長く傍から見ている者として、フィジカルがすっかり落ちて得意のストロークが強みと言えなくなってしまっている現状を目の当たりにもさせられている。先日のサビレ戦2回戦ファイナルセットのスタッツもそうですが、このところの試合のスタッツから、それはもう言い逃れのしようがない・・・。

それが一時的なものなのか、実際どんな原因があって、本人がどう思っているのかは分かりませんが、毎週続いていくトーナメントでの結果をひとつひとつ見ていくと、ひとつの事実として受け入れない訳にはいきません。


試合のスケジューリングや練習トレーニングの方針を決めていくのは言うまでもなく選手とコーチなので、我々は提示されるものをただ受け止めて応援していくしかない。しかし、アジア近郊の試合が続き、自分のテニスやコンディションを誰よりも分かってくれるダビデコーチの直接的な指導が全く受けられていないと思われる現状で、軌道修正をしていくのはとても簡単なことではないのではないかと思うのです。

いちファンである私の勝手な願望として、去年そうしたように、体をまた一から作り直すためにもローランギャロスの予選には出ずにトレーニングに打ち込んでみてはどうだろう?と思うのだけど、実際はそうなりそうになく、来週の釜山チャレンジャーの翌週にローランギャロス予選、わずか1週しか時間がないまま得意の芝シーズンを迎えることになります。
本当に勝手な無責任な外野の意見なのですが、得意の芝シーズンから去年のように再浮上のきっかけを掴んでいくために、少し時間が必要なように思うのですが、本人とダビデコーチはそのあたりどういうプランニングで臨むつもりなんだろうなぁ?


ある程度の年齢に達すると、自分の希望や対策に反してコントロールできない部分は出てくることは避けられないだろうし、それはある意味運の部分もあるのではないかと思ってきました。
幸い添田くんは大きなケガとは無縁でいられていますが、代わりに体調面で本当に苦労を強いられています。それにより年間を通じて安定して結果を残すのが難しい状況になっています。
選手だけではなくファンも、そのことから逃れることはできないし、応援していく上でそういった要因を無視することはできません。そろそろ色んな覚悟も必要です。

去年の前半はそれはもう絶望的な時期を強いられましたが、ローランギャロス後に行ったという集中的なトレーニングにより、ウィンブルドン以降調子を取り戻し、復活を遂げることができました。
でも、今年同じように行くかという保証は全くない・・・。


上で「添田くん自身が自分のテニスに対する満足の基準が少し下がってしまっているのではないか」と書いたことについて。例えばプロ人生の中で心技体が一番整っていたと思われるのが一昨年の前半。それに戻るのはとても簡単なことではありません。
たとえそうならないとしても、添田くんはその時々の自分のベストを目指してやっていくのだろうし、添田くんがそうあり続ける限り、一生懸命応援したいと思うけれど、いちいち色んなことがひっかかってそれをさせてくれない心のジャマがある。

それでも、選手もファンもそうなることを信じて前に向かっていくしかないのですが。

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こうつらつらと書いてみて、思った以上にというか案の定というか、相当暗い内容になってしまいました。。

言うまでもなく、添田くんがテニスの面で再び上向きに向かっていってほしいという願いの表れで、その道筋にどうか正しくたどり着いてほしいと思っているし、自分自身がその気持ちと言葉を捜しているその過程であることを何卒ご理解いただければと思うのです。


今添田くんに一番必要なのは結果なのかもしれません。
でもそのために必要な自信が足りていないような気もする・・・鶏と卵のどっちが先なんだ?という話ですけどね。。




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コメント(1)

  1. sabumasaさん、こんばんは。お忙しい中、記事をアップして頂いてありがとうございました。

    記事を読みました。思いは複雑ですね。でも添田選手が決めて頑張っているのなら、ファンはそれを見守るしかないですね。

    今週の釜山チャレンジャー、ミュラー選手がリタイアしたとドロー表にありました。exhaustionとあったので、疲労ですね。三週連続で戦っていれば疲れるよと思います。

    選手の欠場を望んでいる訳ではないですし、気分は複雑ですけれど、添田選手にとって追い風になると良いですね。

    Pingu

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