攻めが通用する分、惜しかった試合(デュッセルドルフ第2戦)
2012年5月24日
ワールドチームカップ第2戦、アルゼンチン戦が行われています。
先ほど終了したカルロス・ベルロク(37位)は、 3-6 4-6 で惜しくも敗れました。
今日は試合を通してライブストリーミングで見ることができ、今季クレーでの添田くんを初めてきちんと見ることができました。
感想を箇条書きにすると
・ベースラインからの相手を左右に振っての際どいストロークを軸に、ネットで決める展開は健在
・フォーストポイント(攻めて取ったポイント)が、相手15に対して添田くんは倍の30
・アンフォーストエラー(自分からのミス)はふたりとも同数
・相手のグリグリスピンの重いボールにもしっかり対応できていた
・バックハンドのストレートが面白いように決まっていた
・チャンスボールでのミスが何度かあった
・左右に振られた時の踏ん張りが余り利いていないようだった
総じて表現すると、よく攻めていたけどミスをもう少し減らせていれば・・・ということでしょうか。
甘いところにボールを打つという意味ではありません。攻めてのジャストアウトのミスはいいんです。でも、リターンゲームで、これを決めればという大事な局面で度々訪れたチャンスボールを何度もミスしてしまい、それがもっと少なければ違った展開になっていたのではないかと思うと悔やまれます。
去年から久々に出場し始めたクレーコートの大会を通じて、クレーコーターと対戦したのは今日が初めてですが、守備力とコートカバー力はやはりとんでもありませんでした。
あれだけフェンス近くまで下がってよくラリーを続けられるものです(笑)
今大会での添田くんのプレイを見た人で、踏ん張りが余り利いていないと感想を述べているつぶやきをいくつか見かけていましたが、やはりそれは感じるところがありました。
でも、ベルディヒとベルロク戦を通じて言えることですが、サーフェイスが遅いクレーに代わっても添田くんの早い攻めはツアーレベルでも充分通用しているように思うし、プレイスタイルを変える必要は全くないと思います。むしろ、これを続けていれば必ず勝利のチャンスはあるはず。
という中で、上手くアジャストし切れない部分(踏ん張り)について、すぐすぐ改善できるかというとそうは思えないし、少しでも長くプレイをする中で少しでも慣れていくしかないのです。
今日はよかった点と惜しかった部分が混在した試合でした。
2戦まで終わって、今大会に出られて改めてよかったと思うのは、たて続けにトップ選手と対戦して高いレベルでの経験値を積めること、そして同時に、試合中にダビデコーチのアドバイスを受けられることです。
伊藤選手が入る時は増田コーチ、添田くんが入る時はダビデコーチ、と分業しているようですが、通常の男子の試合では試合中のコーチングが禁止されているので、こういう機会は滅多にありません。
明日からはアメリカ戦。これまでチームとして2敗しているので、おそらくこれが最終戦になると思われますが、明日対戦するのはアンディ・ロディック(29位)です!
言わずと知れた元世界ナンバーワンですが、ご存知の方も多いと思いますが、ロディックのクレー嫌いっぷりは有名で、今季クレー初戦である今大会、これまで添田くんが対戦したベルディヒとベルロク相手にスコアの上では大きく離されて負けています。
単純比較できるものでもないし、決してクレーのロディックなんて大したことないというつもりは全くないです。ですが、ローランギャロスをクレーシーズンの集大成と考えると、卒業試験前の最後のテストみたいなもんだし、これまでの2選手と比べてチャンスがあると言うのは間違いないと思います。
これまでの2試合の課題などをしっかり胸に刻んで、絶対に勝ちにいくという強い強い気持ちで試合に臨んで欲しいと思います!
試合は、明日現地時間午後1時(日本時間午後8時)スタートの3試合目に入ったので、早くて午後11時ぐらいな感じでしょうか。
伊藤選手は同じく現地時間の午後1時スタートの1試合目です。
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