日本人対決に快勝で明日準決勝!
2014年11月15日
今日は復活を予感させる大きな大きな勝利となりました!
vs 西岡良仁(164位) 6-2 6-2
映像の4分50秒目ぐらいから試合がスタートしますが、最初の1ポイントとにご注目ください!
サービスリターンがセンターに帰ってきた西岡選手は順クロス(西岡選手は左利き)に返しますが、これが少し浅くなったところを添田くんは鮮やかなダウンザラインに決めています。
また、第2セット最初のリターン1本目(第2セットは40分目から始まります)。ダブルフォルトの後のセカンドサーブに対して、かなり前に踏み込んでの狙いすましたショートクロスがリターンエースになりました。決して早いリターンではないんです。
この2本は、添田くんの今日のアグレッシブぶりを物語る1球だと思います。
西岡選手の持ち味は圧倒的な運動量とスタミナ。昨日、“消耗戦を覚悟で臨まなければなりません”と書いたのですが、ラリー戦になったら西岡選手が圧倒的に有利です。添田くんが勝つためにはできるだけ消耗せずに先にセットを取ることだと思っていましたが、あくまでも自分のスタイルを貫き、早い段階からどんどんしかけてラリーに持ち込ませない方法を取りました。
西岡選手のプレイを見たのは今週の2試合だけですが、ラリーになると驚異的な粘りを発揮するものの、そこから自分からポイントを取るスタイルはまだ確立できていないように感じました。
今日の西岡選手はサーブに苦しみ自滅した部分もあると思います。でも、添田くんもファーストサーブの確率は第1セットは55%、そして第2セットに至っては32%と目も当てられないほどで、今日のプレイが完璧だったとは思いません。
ただ、ダブルフォルトは1本も出さなかったし、自分が勝つためにやるべきこととできることをやり続けたことで、西岡選手のいらだちを誘発した部分もあると思います。
西岡選手は今日の試合をこんな風に振り返っています。
添田さんめっちゃ強かった
速いタイミングで打ってくる予想はできてたけど対処しきれんくて、ラリー戦に持ち込む前にポイント終わらされた
ディフェンスのボールも今日浅くなること多かったから添田さんの攻めたいように攻められてしまった
フォアハンドのディフェンス強化せなあかんなー
— 西岡良仁 (@yoshihitotennis) 2014, 11月 14
第2セットになって長いラリーも少し多くなりました。
劣勢にも度々なりましたが、ラリーでも結局粘り勝ちできた。こうなると西岡選手にはもうなすすべがない。
この試合で5回ブレイクに成功していますが、最初からポイントで先行できたゲームはそれほど多くはなかったと思います。
繰り返しになりますが、できることをただひたすらやり続けた結果なんだろうと思います。
今日の試合を見ていてふと思ったのですが、ファンになったばかりの頃はひたむきにボールを追いかける姿と綺麗なテニスに魅力を感じていました。6年以上経って、そのテニスは大きく変わりました。
かつての走るテニスは西岡選手に通じるところもあると思うんです。
でも変わらない部分もある。
そのひとつが、いいも悪いもほとんど表情に出さず淡々とプレイすることです。
添田くんのテニスには錦織選手のような華やかささや伊藤選手のようなパワーも爆発力もないし、股抜きショットなんか絶対しない(笑 今日そういう局面がありましたが、やはりやらなかったw)ので、見ている人にとってはあまり面白くないかもしれません。ただ、その淡々としたテニスの裏側には、やるべきことをひたむきにやり続ける愚直さと、見せないだけで勝ちたい気持ちは人一倍持っているはず。
去年のこの大会で珍しく感情を爆発させた姿を今でも忘れることができません。
今日、ひとつ大きな山を越えることができました。今日の勝つべき試合に向けてひとつピークを持ってきた部分はあると思うので、優勝に向けて明日はまた大事な試合になります。
明日の相手はKyle EDMUND(230位/イギリス)です。
両者は今年のノッティンガムCH2で対戦しており2-6 2-6で敗れていますが、今日のプレイができれば大丈夫です!
残念ながら反対ドローにいた伊藤選手が今日敗れてしまったので、プレッシャーも大きくなるでしょうが、気持ちを入れなおして明日もやるべきテニスをやって勝ってほしい!!!
試合はNot Before11:30の2試合目に組まれましたが、その前に10:30スタートでダブルスの決勝があり表彰式の時間も考慮すると、試合はどんなに早くても13時以降ではないかと思われます。
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最後にひとつ大会情報まわり。
添田くんの所属契約先で今大会の協賛もしているGODAIテニスカレッジが、添田GO プロジェクトというものを立ち上げたそうです!
趣旨としては後進のメイドインジャパン選手育成を目指すもので、会場ブースで売っている慶應チャレンジャー×GODAIスポーツタオルの売り上げの全てはプロジェクト支援選手の育成費に充てられるとのこと。
明日から観戦の方も多いと思います。
慶應チャレンジャーは全日程無料だし、開催を支援してくれいる企業へのお礼も兼ねてぜひ購入してみてはいかがでしょう?(^^
明日、慶應チャレンジャー初戦
2014年11月9日
全日本の決勝戦、皆さんご覧になりましたか?7-6(8) 6-4 で江原選手が杉田選手を下し、優勝を決めました。
江原選手は毎試合毎試合タフな相手と対しながら、本当に全身全霊のプレイで素晴らしかったです。
そして、試合をとても楽しんでいるように見えました。
優勝おめでとうございます!!!!!
さて、明日から本戦がスタートする慶應チャレンジャーですが、月曜日のオーダーオブプレイが発表され、シングルス1回戦が早速入りました。
試合はNot Before12:00の第2試合目です。この前の試合が10:00スタートでシングルスが入っているため、開始時間がちょっと読みにくいですが、早くても13:30ぐらいからでしょうか。
ここ数日気温が下がってきているので、暖かい昼間にできるのはよかったです。
今日、会場に行った人が今日の練習の様子をツイートしていました。
慶応チャレンジャー練習中の添田くんです。 pic.twitter.com/n3DX2ZTK1l
— アユミ☆Ayumi (@ayumingo1014) 2014, 11月 9
相手は慶應大学3年生・庭球部主将の谷本真人選手。
本戦ワイルドカード選考会の一般部門を勝ち上がってきた選手です。谷本選手はダブルス部門でも優勝して本戦ワイルドカードを獲得しています。
大会公式ブログに、部員が簡単にプレイの紹介をしています。“決勝戦は特に果敢に攻め込み、得意のバックハンドで主導権を終始握っていました。”
HOT SHOTでも今年は慶應チャレンジャーの情報発信をしていくようで、谷本選手の紹介をする記事が上がっていました。
学生テニス界を代表する選手のひとりであることは間違いないだろうし、実力で掴み取った舞台で相手が日本を代表する選手にもなればモチベーションは本当に大きいはず。
例えATPランキングのない選手であっても全く油断してはならいと思います。
この大会は、全日本に出場していない日本人のトップ選手もこぞって出場しており、第1シード伊藤選手、第2シード添田くん、第5シード杉田選手、第6シード守屋選手、第7シード西岡選手。
その他本戦にドロー順で吉備選手、志賀選手(WC)、上杉選手(WC慶應部門選考会優勝)、仁木選手、内山選手、内田選手(WC)が入っています。
また、予選決勝には関口選手、井藤選手、鈴木貴男選手、越智真選手が進出しています。関口&井藤、鈴木&越智はそれぞれ予選決勝で対戦するので、日本人は32ドロー中総勢13名となり、なんかプチ全日本みたいなことになってますね・・・(笑)
慶應チャレンジャーは世界的にも珍しい学生たちが主体になって大会運営を行っているプロトーナメントで、国内の他の大会にはない様々な試みで観客を楽しませる工夫をしています。
ぜひ公式ブログ、TwitterやFacebookなどチェックしてみてください!
追記:大会スタッフに確認したところ、今大会、明日から2番コートと4番コートのライブストリーミングがあるそうです。
添田くんの試合は2番コートに入ったので、明日はライストで試合見られます。
ご存知の方も多いと思いますが、ATP公式ユーストの一覧から明日YOKOHAMAを探してみてください!
全日本観戦!
2014年11月9日
来週の慶應チャレンジャー本戦に向けて、今日から予選が始まっています。
オーストラリアから帰国した添田くんも今日から会場入りして練習を開始したようです。見た人に聞いたところだと、伊藤選手との練習、その後は寺地コーチと球出しでの練習をかなりリラックスしているように見えたということでした(^^
という中、今日は全日本の観戦に行ってきました!
慶應も気になるところでしたが、やっぱり1日はこちらに行かないと!
メインはもちろん男子準決勝の2試合。
杉田 祐一[1] def. 斉藤 貴史 3-6,6-4,6-1
斉藤選手はこれまで名前しか知らなかったのですが、ものすごく強かったです! 中盤まで完全にゾーンに入っていて、杉田選手が1本でも甘いボールを打とうものならすぐさま攻撃に転じ、厳しいところに臆することなく打ちまくっていました。で、これが入る入る・・・。様子見といった感じだった杉田選手は序盤ラリーで完全に劣勢になっていて、第2セットに入ってもリードを守れず追いつかれたりと苦しい戦いが続いていましたが、ピンチの局面で斉藤選手にミスが2本続き、こういう隙を逃さないところはさすが経験達者だなぁ・・と思いました。
杉田選手にとって今年の全日本は、実力面でライバルらしいライバルのいない大会。言い換えれば相手全員が負けてもともとでがむしゃらにかかってくるのです。全試合それを受けて立ち、勝っていくというのは本当に難しいことだと思います。
今大会は添田、伊藤、守屋、西岡・・と国内強豪選手がこぞって出場していません。その中でも相手との対戦を楽しみながら自分に課題を課し、それに取り組んでいく。近頃は女子だけでなく男子も全日本は勝ったら卒業という雰囲気もある中、国内最高の大会に自分なりにモチベーションを見出してそこで戦い続けるというのはすごくカッコイイと思います。
斉藤選手は、石川県初のプロテニスプレイヤーということで、県のテニス協会が中心となって応援する会を組織し、一般からの協賛金で選手活動を行っているんだそうです。
>>プロテニスプレイヤー 斉藤貴史を応援する会 サイト
ランキングは現在キャリアハイの608位で、プロ転向一年目の現在19歳。西岡選手や内田海智選手らと同学年。西岡選手の成長曲線は日本ではかなり異例なのでそれを外して考えると、ナショナルチームBに入っている内田選手よりもランキングは上。
でも、現状斉藤選手にとって杉田選手ほどのランキング上位選手と対戦する機会はそうそうないでしょう。という中で、杉田選手をギリギリまで追い詰める素晴らしいテニスでした。
ゾーンのテニスを継続してやっていくのは本当に難しいことだと思いますが、全日本という大舞台で上位選手をなぎ倒したことで得た経験地は本当に大きいと思います。これから注目したい選手です!
Twitterも本人発信で精力的に行っています。石川出身の方のみならず気になる方はぜひチェックを!
江原 弘泰 def. 内山 靖崇[2] 6-2,6-7(5),6-4
前の2試合がいずれもフルセットになってしまい、自分のスクールに行く時間になってしまったので最初の5ゲームしか見られなかったのですが、江原選手のプレイを見たのは去年か一昨年の早稲田フューチャーズ以来だと思います。その時はとにかくグリグリのスピン一本やりといった印象でしたが、明らかにテニスに幅が出てきていると感じました。
今大会の戦歴は斉藤選手以上にすごくて、今季一気に頭角を現してきた吉備選手、今季は怪我に苦しんでいるとはいえボトムハーフでは内山選手と並んで優勝候補だった関口選手をを破って勝ち上がってきています。そしてこの勝利。
全日本のサイトに今大会主だった試合のレポートも掲載されていますが、江原選手が毎試合毎試合理知的に相手と向かっていることがすごく分かります。
明日の決勝は情報を遮断してNHK Eテレの放送を楽しみにしたいと思います!




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