イストミン戦は悔しすぎる敗戦、チームは銅メダル
2010年11月16日
アジア競技大会の団体準決勝、日本男子チームはウズベキスタンと対戦。
1勝2敗で破れ、銅メダルという結果に終わりました。
このところ団体戦であることを意識し、そして男女について結果を書いてきましたが、今日は添田くんのシングルス・イストミン戦(7-6(5),6-7(3),0-6)に絞って書くことにします。
この試合は日本チームの決勝進出をかけた大事な一戦であると同時に、添田くん自身にとってもすごく重要な試合だったのではないかと思います。
という訳で、スコア観戦にもかなり力が入り、双方のゲーム(ライスコがそうなのです)の遷移を書き留めてみました。
【ゲーム推移・第1セット】
左が添田、右がイストミン
1-0
1-1
2-1 ここまでの推移から添田くんが先にサーブだったと仮定します
3-1 先にブレイク
3-2 イストミンすかさずブレイクバック
3-3
3-4 イストミンブレイク
3-5 イストミン4連続ゲーム
4-5
5-5 相手SFSで添田ブレイクバック
5-6 イストミンすかさずブレイクバック
6-6 相手SFSで添田ブレイクバック(2度目)
7-6(5) タイブレを制す!!!
タイブレークという結果だけ見るとがっぷり組み合いの接戦であったような印象を受けがちですが、双方3ブレイクずつという激しいブレイク合戦であったことが分かります。
【ゲーム推移・第2セット】
1-0 第1セット最後のゲームが添田くんリターンなので、先にサーブ
1-1
2-1
2-2
2-3 イストミンブレイク
2-4
3-4
4-4 添田ブレイクバック
4-5 イストミンすかさずブレイクバック
5-5 相手SFSを添田ブレイクバック
6-5
6-6
6-7(3)
添田くんのブログ(といっても、このところテニスナビブログ一覧に出てきても記事を読むことができない・・・中国側の規制の影響?)によると、6-5からの第12ゲームのことでしょうが、6本マッチポイントがあったようです。
映像を全く見られないので推測の域を出ませんが、そこまで追い詰められながらもイストミンはそれを凌ぎ、勢いをそのままにファイナルセットへ、逆に添田くんはそこまで勝利を目前にしながらもあと1ポイントをどうしても取ることができず、その1本のために全てを出し切ってしまったのでしょう。
ファイナルセットは0-6となりました。
6MPを取れずに負けてしまうのはホントに悔しいと思います。
けど、そういう絶体絶命のピンチを凌いできたからイストミンは40位というポジションにいるのかもしれません。
言うまでもなくその1本は絶対に取らなくてはならない1本で、MPを握りながらの敗戦というのはこのところのフェデラーに多いですが、これまでお得意様であった(確実に勝っていた)相手に負けるようになり、そのちょっとした自信のなさを表しているのかもしれないし、添田くんに話を戻すと、こういう高いレベルで試合ができていれば、いつかその壁は絶対に越えられるはず・・・としか言えません。
好材料を上げるならば、相手に何度ブレイクされてもちゃんと戻せた(これはジャパンオープンのモンフィス戦でも見られたもので、地力が確実に上がっていることを証明しているのではないかと)こと、決勝に進出できなかったのは残念だけどその分明後日から始まる個人シングルス/ダブルスに向けて1日置くことができること。そして、体調不良ゆえ取ったしばしの休養からしっかり調子を戻せていると思われることです。
シングルスには今日対戦したイストミンの他にも、ルー(台湾)やククスキン(カザフスタン)、ウドムチョク(タイ)、ダブルスの10位台選手など、強敵がうようよいます。
その中であっても、だからこそ、色は何でもいいからここでメダルを取って欲しい!
準決勝進出!明日ウズベキスタンと対戦!! ~アジア大会
2010年11月15日
男子チーム準々決勝、第5シードの中国と対戦、
WU di der. 伊藤竜馬 6-3,6-1
添田豪 def. ZHANG Ze 7-6(5),6-3
鈴木貴男/松井英俊 def. GONG M/LI Z 7-6,6-7,6-2
と2勝1敗で勝利、明日の準決勝に駒を進めました。
伊藤選手はATPランキング405位のウーにまさかのスコアで敗退してしまいました。
デ杯で去年ウズベキスタン・今年オーストラリアとアウェーでの経験もある伊藤選手ですが、中国と相手のホームで対戦ということで完全アウェーどころじゃないやりにくさというか、今回は全く勝手が違ったかもしれません・・・。
添田くんが対戦したチャンは、去年のデ杯最終日の相手ですね。
この試合をGAORAで試合を見て荒削りながら長身でパワーがある選手という記憶があるのですが、今年はチャレンジャーで予選から勝ち上がって準優勝1回、フューチャーズ決勝3回と着実に力を付け、当時800位台だったランキングも308位まで上げてきました。夏以降はツアー予選にも積極的に挑戦しており、まだ二十歳とこれからの選手です。今後注目かもしれません。
明日の準決勝は44位のイストミン擁するウズベキスタンと対戦です。
男子団体でメダルを狙うためにはここは絶対に勝っておきたいところで、勝てる対戦は確実に取らねばなりません。4人にはチームの力でなんとか勝ってきて欲しいです!!!
今日が初戦となった女子チームは準々決勝でネパールと対戦し、シングルスの不田涼子と土居美咲、ダブルスの不田/土居ペアの3試合いずれもダブルベーグルで勝利と主力の伊達・森田を温存しながら圧勝。絶好のスタートを切りました。
明日は台湾と対戦です。
男女とも現地時間午前10時(日本時間午前11時)スタートで、ゲーム単位のライブスコアを大会公式ページから見ることができます。
男子団体準々決勝進出!女子は明日初戦! ~アジア大会
2010年11月14日
アジア競技大会のテニス競技、今日からスタートしました!
日本チームは男子団体の初戦・2回戦があり、香港を相手に
伊藤竜馬 def. SAYER Martin Christopher 6-4,3-6,7-5
添田豪 def. Hiu-Tung Yu 6-0,6-1
鈴木貴男/松井俊英 def. LAI XM/HUI CWJ 6-2,6-4
と3対0で勝利し、準々決勝に駒を進めました。
添田くんの対戦相手は、wikipediaによると現役デ杯選手であるもののプロ選手として現役は引退し、現在大学で学んでいる人物とのこと。ソウルチャレンジャー以来1ヶ月弱振りの実戦でしたが、これから対戦相手のレベルも徐々に上がっていくだろうし、復帰戦としていい肩慣らしになったのではないでしょうか(^^
スポーツ報知のサイトに4選手の談話が出ていたので、紹介します。
添田豪「スコアは良かったが、チームスポーツなのでこれからも集中していきたい。アジア各国のレベルは上がってきており、あしたの中国戦に全力を注ぎたい」
他3人のコメントはこちらからどうぞ。
男子団体は18ヶ国のエントリーがあり、今日の1・2回戦が終わった時点で
台湾(1) vs フィリピン(8)
タイ(7) vs インド(4)
ウズベキスタン(3) vs 韓国(6)
中国(5) vs 日本(2)
こうなりました。明日の準々決勝、日本は中国と対戦です。
トーナメント表を確認できた訳ではないので、第3・第4シードの位置関係はとりあえずこう置いてあるだけです・・・。明晩準決勝の相手国が分かり次第、また更新します。
今日公式サイトを見て驚いたのは、全試合にライブスコアがあったことです。
さすがにポイントごとにまでは分かりませんが、ゲーム単位できちんとスコアが更新され、試合の進行を確認する上でもすごく助かりました。
しかも、テニスだけでなく他の競技も・・・。ホント、恐れ入りましたという感じです(笑)
明日分のライスコはここから見ることができます。
女子日本チームは明日が初戦です。
BAKOさんが、女子団体戦についてコメントに貼り付けてくださったので、こちらで紹介します。どうもありがとうございます!
女子団体戦日本チームメンバー:
クルム伊達公子、森田あゆみ、土居美咲、不田涼子
出場14チーム 組合せ:
中国(1) vs bye
キルギスタン vs 香港
タイ(4) vs トルクメニスタン
インドネシア vs インド
韓国 vs ウズベキスタン
ベトナム vs 台湾(3)
モンゴル vs ネパール
日本(2) vs bye
明日団体戦がスタート! ~アジア大会
2010年11月12日
今晩開会式が行なわれるアジア大会。テニス競技は明日からスタートです!
男子・女子ともに団体戦が明日からスタートしますが、公式サイトを私の目で見たところ、ドローなどは掲載されていない模様。というか、もしかしたらどこかにアップされているのかもしれませんが、見つけられません。。
全般的に公式サイトの構造がいまいち理解できず、情報収集になかなか苦戦しております・・・。
(テニスだけならなんとなく要領も分かるんでしょうが、何十競技もあるとサイトの構造も複雑です。。)
ということで、国内のサイトで調べたところ、昨日、団体戦組み合わせ抽選会が行なわれたようです。
団体戦は男女ともにシングルス2戦、ダブルス1戦というスタイルのようです。
以下、分かった範囲で情報を書き出してみます。
◆競技日程
| 11/13 (土) |
14 (日) |
15 (月) |
16 (火) |
17 (水) |
18 (木) |
19 (金) |
20 (土) |
21 (日) |
22 (月) |
23 (祝) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 男子 団体 |
1R,2R | QF | SF | F | - | - | - | - | - | - | - |
| 男子 シングルス |
- | - | - | - | 1R | 1R | 2R | 3R | QF | SF | F |
| 男子 ダブルス |
- | - | - | - | 1R | - | 2R | QF | SF | F | - |
| 女子 団体 |
1R | QF | SF | F | - | - | - | - | - | - | - |
| 女子 シングルス |
- | - | - | - | 1R | 1R | 2R | QF | SF | - | F |
| 女子 ダブルス |
- | - | - | - | 1R | - | 2R | QF | SF | F | - |
| ミックス ダブルス |
- | - | - | - | - | 1R | 2R | QF | SF | F | - |
◆男子団体
日本は 添田くん、伊藤竜馬、鈴木貴男、松井英俊 の4名が出場。
日本は第2シードに。明日1回戦・2回戦が行なわれ、日本は1回戦がなく、2回戦を香港と戦います。
第1シードは台湾で準々決勝から。
-団体の注目選手-
インド DEVVARMAN Somdev Kishore (シングルス106位)
フィリピン HUEY Treat Conrad (ダブルス116位)
フィリピン MAMIIT Cecil (キャリアハイ72位)
台湾 LU Yen Hsun (シングルス37位/2010ウィンブルドンベスト8)
台湾 YANG Tsung Hua (シングルス276位/元ジュニアランキング1位)
台湾 YI Chu-Huan (ダブルス269位/国内フューチャーズでお馴染み)
タイ UDOMCHOKE Danai (元シングルス77位)
ウズベキスタン ISTOMIN Denis (シングルス44位)
シングルスには他にもアジアの有力選手がエントリーしていますが、団体にはそれほど出ていません。が、ルーやイストミンはしっかり入ってきてますね。
◆女子団体
日本は クルム伊達公子、森田あゆみ、土居美咲、不田涼子 の4名が出場。
日本は第2シードとなり、初戦は明後日の準々決勝、モンゴルとネパールの勝者と対戦します。
第1シードは中国。
-団体の注目選手-
今年の全豪ベスト4の地元のリー・ナが出場することが話題になっていますが、エントリーしているのは団体のみ。
先月のHPオープンで伊達さんに勝って優勝したタイのタナスガンも団体にエントリー。
ちなみに、広州アジア大会の組織委員会は、放送部門がセーリング、チェス(囲碁を含む)を除くすべての競技の生映像素材をアジア各国のテレビ局に向けて発信するそうで、大会を推定20億人が視聴すると見込んでいるようです。
でも日本でテニスは・・・見られないだろうなぁ。どこかライストとかやらないのかしら・・・。
大会期間中は色々規制があるらしく、選手は試合の結果などをブログに書くことができないそうなので、ぽつぽつと記事を更新していこうと思います。
再始動!!明日広州へ出発!
2010年11月9日
しばらくブログの更新を休んでいた添田くんですが、全日本の全日程が終わり、昨晩久しぶりに記事がアップされました。
体調などの理由もあるのでしょうが、やはり一番は、ブログにもあるように「仲間が全日本選手権でプレッシャーに耐えて頑張っている中、調整をしている自分にもどかしさを感じ、ブログの更新を躊躇っていました」これにつきるのではないでしょうか。
大会前からネットやツイッターなどで色々見てみると、添田くんのプレイを見ることを楽しみにしている人や出ないことを残念がっている人もいたりしたようだし、普通に考えて、ちょっと書きにくいですよね・・・(笑)
今回出場しなかったことについて、去年一昨年と2連覇しており、ATPランカーとしてより高みを目指すためにこの大会はもう卒業すべきであるという考えがある(私はそっち派)一方、トップ選手が出ることで「全日本という大会を盛り上げ、価値を高めることができる。その責任がある」と、添田くんは全日本の大会プログラムのインタビューで語っており、この考えもすごく納得がいきます。
トップ選手がこぞって不出場となれば大会の権威も下がり、名ばかりの全日本になってしまう・・・。難しいところですね。
ともかくこの大会も終わり、12日から始まるアジア大会に向けて、明日出発のようです。
このところのコンディションとして、ブログに「右肘の痛み」について書かれていました。
思えばファンになってこのかたブログで体の痛みについて書いていたのを読んだような記憶がありません。だからなおさらこの記述はちょっと気になる(場所も場所だし)のですが、試合に出るということはそれほど重大ではないということだろうし、もしものことがあったとしても、判断力に欠ける若手ではないんだし、積み重ねてきた経験もあるだろうから、長い目で見た時に最悪の事態を避けるために何をすべきかは分かっていると信じています。
ということで、気をつけていってらっしゃーーい!
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