【本人コメントあり】2020年、東京オリンピック開催決定!

ホントにホントにすみません。。

全米本戦1回戦バグダディス戦、ライブストリーミングで応援していた後半、添田くんのテンションが乗り移ったのか、私自身ぷっつり気持ちが切れてしまいました。こんなこと4年半絶賛添田ファンをやっていて初めてなんですが・・・。


今季は体調不良や腰の不調もあって、春以降チャレンジャーメインでの戦いが続いています。そういう「トップレベルのテニスから少し離れてしまった」ゆえの勘の鈍りがもろに出てしまった試合だったのかな、と思っています。
でも、復帰戦でいきなり臨んだグランドスラム予選をしっかり勝ちぬけたことは、自力が確実に以前よりもはるかに上回っていることを実証してくれたと思います。


今シーズンもいよいよ終盤が迫ってきています。ようやく心身整ったところで、巻き返し期待したいと思います!

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という中で、全くの青天の霹靂ですが、ご存知の通り、2020年のオリンピックが東京で開催されることが決定しました!!!!!


ナショナルトレーニングセンターでデ杯に向けて合宿中の添田くんが、この決定に寄せてコメントを出しています。
JTA Tennis OnlineのTwitterアカウントがツイートしていますので、全文を掲載したいと思います。


自分にとってロンドンオリンピックは「特別な緊張感」を経験できたとても印象深い場所でした。
東京にオリンピックが来ることで、施設や街が生まれ変わり、選手や子供達に大きな目標が出来るという事が良い事だと思います。オリンピックに向けて色々な変化が起きる事は日本のテニス界だけで無く、スポーツ界全体に良い影響が生じる事は間違いない事だと思っていて、何よりもその影響がオリンピックの開催される短い期間までだけでは無く、開催後も長く残り続ける事が素晴らしい事だと思います。
自分にとって2020年のオリンピックが選手という立場での目標になるかどうか今の時点ではまったく想像できませんが、テニスに関わっていく人生の上で大きな意味での目標になる事は間違いないと思います。


7年後というと添田くんはまもなく36歳。ある程度の年齢を超えると、本人の意向とは関係なく、パフォーマンスが落ちてくるかもしれないし、ケガによって選手生命を終わることになるかもしれない。今30歳を過ぎたベテランがとにかく元気ですが、添田くんがそうなれるかは全く分からないのです。
現役を続けているかどうかも今のうちから本人には全く分からないでしょう。

でも、たとえダブルスだけでもいいので、東京五輪に出て欲しいと心から思わずにはいられません。


それから、五輪開催が決まったことで、それまでにジャパンオープンの会場である有明テニスの森も大幅な改修がされることになると思われます。

>>東京オリンピック 招致プラン


会場プランを見ると、現状のお祭り広場の場所あたりに新たにショーコートがふたつ増設されるようなものになっています。
オリンピックに限らず、日本テニスの中心地が大きく変わっていくことで、日本テニス界しいてはアジアテニスにおける日本の位置付け自体も大きな進化をもたらすことになるかもしれませんね。

今から色々と待ち遠しいです!


【注】今日は激辛/日本チーム、デ杯ワールドグループ入替え戦進出!

日本チームの2勝1敗で迎えた日本対韓国戦の最終日。
日本の3勝2敗で、ワールドグループプレイオフ進出を決めました!

ご存知の方も多いと思いますが、第4戦に登場した添田くんは7-5 6-7(5) 4-6 3-6で選手交代により出場したリム・ヨンギュ(445位)に敗れました。

添田くんは敗れてしまいましたが、チームとして勝利を収めることができ、本当によかったです。プレッシャーのかかる試合で伊藤選手は本当に素晴らしいプレイをしたと思います!

9月13日~15日に行われるプレイオフの出場国は天候による順延などがない限り日曜日に確定し、注目のドローは4月10日に発表されます!

P1050164


このブログではもちろん添田くんのことを中心に書いていこうと思っているのですが、絶賛添田の読者の皆さんの今の気持ちは皆同じ気持ちなのではないかと思います。
意気消沈というかこのもやもやをどこにぶつけたら良いのか全く分からず勢いに任せて書いているので、おそらくというか確実にかなり荒れた内容になることが予想されます・・・予めご了承ください。。

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一昨日の試合で勝利にフルセットを強いられた添田くんは昨日のダブルスを回避し、今日の試合に備えました。

相手のリムは昨日のダブルスに続いての登場でサーブがとにかく素晴らしく、「昨年、右足首を手術したばかりで無理はさせられないが、彼が一番力がある。ここというところで使うつもりだった」(韓国・尹龍一監督談)というように、韓国チームにとってイムは秘密兵器なんでしょう。
実際、アドサイドからのワイドサーブに絶対的な自信を持っているようでした。デ杯サイトによると今日のエースは4セットで23本だそうです。

プレイ全体を見ていると、サーブはずば抜けて秀でていてストロークに一発はあるものの、添田くんがネットに出てからのパッシングは1本も決まらず、深いラリーを展開できていた試合序盤はストロークになればこちらのものといった感じ。こう言っては失礼かもしれませんが、最初はチャレンジャー/フューチャーズによくいる「典型的なサーブだけ」の選手のように見えました。


ところが、そういう選手が活躍できる要素が今回はちりばめられていたような気がします。
有明はただでさえサーフェイスが高速で、今週末は以前より天気が崩れる予報だったこともあるのでしょうが、終始屋根も閉まっていたのでビッグサーバーには圧倒的有利な環境です。
そして改めて彼の戦歴をチェックすると、去年釜山チャレンジャーで伊藤選手と対戦しており、リムにとってホームというのもあったかもしれませんが、なんとベーグルも含むストレートで勝利を収めていました。

今年インドネシア、韓国との対戦にあたって植田監督がよく口にしていた言葉があります。
では、ランキングの高い選手を揃える以外に日本チームは勝利のために具体的にどんな対策を取っているんでしょうか?


はっきり言ってしまえば添田くんはインドアのサーフェイスは得意でなく、むしろ苦手としている方ではないかと思います。
添田くんはこれまで何度か5セットのロングマッチの経験はあるものの、それを連続してやったことは1度もない。ここでナンバーワンの選手を替えるなどよっぽどのことでもない限りあり得ないことですが、万が一のことがあったとして、今回の対戦で添田くんと伊藤選手以外に消化試合ではない「生きた対戦」で“使える”シングルス選手は他にいたでしょうか?
守屋選手はランキングだけで見れば韓国のどの選手よりも高いですが、これまで4セット以上の試合の経験さえなく、今回がデ杯デビュー。内山選手も2月のインドネシア戦でダブルスを5セットを戦っただけです。
添田くんが前日想定外の5セットを強いられたことで昨日のダブルスのペアが急遽変更となり、結果として韓国そしてリムに勢いを与えてしまいました。
守屋選手と内山選手がダメと言うつもりは全くありませんが、あらゆることを想定して、4選手には替えが存在しないこと考えた場合、今回の布陣は適切だったのか・・・?

若手やダブルス選手を育てるのはもちろん大事なことですが、それによって出場する個々の選手への負担が大きくなったりしては元も子もないし、デ杯はわずか3日の一発勝負。単なるオプションに留めるべきではなかったかと思います。

伊藤選手がメンタルともに今回絶好調で全く危なげなく2勝を収めてくれましたが、それはあくまでも結果論で、もしそうでなかったとしたら日本は負けていたとしても全くおかしくなかったと思います。

そして、添田くんが第2セットを落として以降の日本ベンチの雰囲気の暗いことといったら・・・。


私のような素人に言われるまでもなく、もちろん対戦国選手の研究や対策は練っていると思います。
でも、それならばなぜ・・・?と言わざるを得ないことも多い。実際の対戦を踏まえて翌日生かすではダメなんです。

添田くんは今回1勝しかできず、チームの勝利には貢献できませんでしたが、それでも初日チョウと激闘を演じたことで彼の体力を奪い、今日の伊藤選手との対戦では相当プレイの質を下げることには成功しました。そして、調子が悪いなりにどうにか勝てていなかったら、今日、最終試合の前に日本の負けは決まっていたのです。


はっきり言わせていただくと、今回の勝利は添田くんと伊藤選手のふたりで勝ち取った勝利だと思います。
伊藤選手はデ杯代表4年目でようやくチームの勝利に貢献でき、精神的にも大きな飛躍ができるきっかけを掴んだと思います。
その後ろには尽力するスタッフがいるのはもちろん承知の上ですが、チームはふたりがこれまでツアーで培ってきた苦楽の経験、日々のたゆまぬ努力のおかげで勝たせてもらったといっても過言ではないと思います。

プレイオフにはおそらく錦織選手も加入してくると思いますが、こんな受身な、選手任せの試合を何度も繰り返さないで欲しいです。

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さて、ようやく添田くんの話。


上にも書きましたが、第2セット先にブレイクしたところまではよかったものの、ブレイクバックされてタイブレークに。ここを落としてから厳しい試合になってしまいました。
でも手の付けようのない相手のサーブもなんとか返し、反撃の糸口は見つけようとしていました。
金曜日非常に気になったネットプレイも今日は素晴らしかったと思います。

ただ、閉じられた屋根の中はむしろ肌寒いぐらいでしたが、添田くんがチェンジコート中に氷嚢を首に置いていたのが気になりました。
具体的なことは分かりませんが、デ杯サイトのレポートによると5セットマッチの疲労とは別に体調を崩していたようです。
レポートには試合後のコメントも載っています

でも、自分の調子が悪かったとしても、チームメイトが助けてくれる。それが団体戦のいいところで、これまで添田くんは何度もそうやってチームのために力を発揮してきました。
もちろん本人にとっては痛手の残る敗戦かもしれません。でも、いい時もあれば悪い時もある。シンプルにそれでいいと思います。
チームの祝勝会には参加していたようなので、それほど大事に至っているということではないのでしょう。

5セットマッチを連続で行う上での体力的な不安も浮き彫りになりました。
でもそれは逆に言うと、今後グランドスラムで3回戦4回戦・・・と勝ち進むために必要なこと。今、それを宿題として気付くことができたのはきっとプラスになるはずです。


次の試合からクレーシーズン。得意のハードコートを一旦離れる最後の試合としては心残りもありますが、サーフェイスも一変することだし、少しでも休んで気持ちを切り替えてまた頑張って欲しいと思います!

次の試合は再来週のモンテカルロ(マスターズ1000)に予選から出場です。
そして今回の日韓戦よりももっともっと大事な入替戦で、今度はチームの勝利に貢献して欲しい!!!


大きな大きな逆転勝利/日本チーム勝利に王手

デ杯 アジア・オセアニアグループ I 日本対韓国、昨日から始まりました。

添田くんはチョウ・ミンヒョク(742位)と対戦し、5-7 2-6 6-4 6-4 6-2 で2セットダウンから見事な逆転勝利を飾りました!



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同じ2セットダウンからの逆転勝利という意味では去年のデ杯 対クロアチアのドディグ戦同じ2セットダウンからの逆転勝利でしたが、2セット落としていながらもテニスは全く悪くなく、かすかな希望は残っていたあの試合とは違い、昨日はそれが全く見出せず、第3セットも先にブレイクを許してしまった時は、会場の人ほとんどが負けを覚悟したのではないかと思います。
実際私もそうでした・・・。

前半劣勢だったのは、チョウがすごく伸びのあるスライスを多用してくる中で、ラリーでなかなか優位に立てなかったこと、ネットに出たところをすごいところに抜かれまくったり、ボレーミスが続いてリズムを全くつかめないまま、相手をどんどん勢いづかせてしまったという感じでしょうか。このところのフォアが余り安定しないのを今日も感じていたのでしょうか、ひたすらバックのクロスラリーが続く中で、相手もとにかくいいボールを返してくるので決め手を欠いてしまったような。。

添田くんの調子が悪かったとは思いませんが、このところいいプレイと勝ちが結びつかない中での拭えない自分への疑い/自信のなさみたいなものが見え隠れしていたのも事実です。


チョウは2009年兵役に入り、今年3月、フューチャーズに久しぶりに出場して現在742位。ランキングの上ではチームのシングルス2ですが、実力的にはナンバーワンとも言われてもいました。

The Indian EXPRESSのこの記事によると、韓国国内以外の大会に出場することができなかったと書かれています。通常韓国の兵役は2年間なので2011年には除隊しているはずなのですが、除隊後もデ杯以外のプロトーナメントには一切出ていません。
除隊後も活動を制限されてきたということなんでしょうか?

ともかく、さすが軍隊仕込みとも言える強靭なメンタルで添田くんはここからの挽回は難しいのでは・・・というギリギリのところまで追い詰められました。
第3セット中盤ぐらいからチョウの動きが少しずつ落ちてきてそれまで決まっていたパッシングがアウトするようになり、添田くんのプレイがようやくかみ合い始めたところから形勢は逆転。第4セット4-4からのサービスゲームで実質マッチポイントとも言えるブレイクポイントを与えましたがここをしのぎ、ファイナルセットも先にブレイクを許してしまいましたが、すぐさまブレイクバックして並び、見事に勝ち切りました!!!


試合後のコメントがデ杯のページに詳しく載っています。
http://www.jta-tennis.or.jp/daviscup/2013/ao2r/news/article05.html

試合直後のインタビューでも「勝てるとは思っていなかった」といったことをコメントしていましたが、同じ2セットダウンからの逆転勝利だった去年のデ杯クロアチア戦・ドディグ戦とは全く違う心持ちだったようです。
一番最後に書かれている「経験があるとかベテランと言われるが、コートに入れば0からのスタート。いつも緊張しているし、不安を持ってコートに立っている」が今の添田くんの心境を物語っているような気がします。
それが経験といえばそれまでなのですが、勝ちが全く見えないところから考えを切り替え、自分のできることを全うしようとするというのは簡単ではないと思います。

本来もっと楽に勝つべき相手だったかもしれません。
でも、そういうものを含めてデ杯なのかもしれないし、相手云々ではなく、昨日ああいう勝ち方ができたこと自体、これからの添田くんに力を与えてくれるんじゃないかと思います。


第1戦に登場した伊藤選手は相手ナンバーワンのチョン・ソクヨン(314位)に6-1 6-4 6-4で危なげなく勝利し、日本チームは早くもワールドグループプレイオフ進出に王手をかけました!

今日のダブルスには添田くんは内山選手と組んでの出場が予定されていますが、昨日の試合でかなり消耗していることが予想されます。
さて、どうなるか・・・?


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