明日から全豪予選がスタート!予選第1シードとして登場!

あっという間に、明日から全豪オープンの予選が始まります。

添田くんは堂々の予選第1シードとして登場!

128選手で16枚の本戦への切符をかけて戦います。
予選第1シードというのは実に都合がよくて、予選ドローのページに行くと、一番上に名前が載っているので、名前を探すのが簡単です(笑)


ということで、ひとつの山が8選手ごとに構成されているのですが、添田くんのところはこのようになりました。

Go Soeda JPN(1)
Pavol Cervenak SVK 216位

Andrew Harris AUS 1229位
Denys Molchanov UKR 268位

Dusan Lojda CZE 200位
Maxime Teixeira FRA 162位

Robby Ginepri USA 315位
Florent Serra FRA (29) 157位


添田くんの下の選手が1回戦で戦う相手、2回戦はその下の2人のうちの勝者と、予選決勝は下4人のいずれかになります。

正直いや~な名前もありますが、添田くんは2008年から毎年全豪予選に出場していますが、実はこれまでただの1度も勝ったことがなく、今本来の力を出すことができれば負けることはないはずですが、実力以前にそのイヤらしい壁を乗り越えなくてはなりません。

ということで、まずは1回戦!
その相手はPavol Cervenak(216位/スロバキア)になりました。

戦歴を調べてみると、去年3月以降グランドスラムの予選を除くとクレーの大会にしか出ていません。そして、今季は全豪が初戦になります。
つまり、半年どころじゃなくハードコートでまるで試合をしていないのです・・・ここまで露骨な選手もいるんですねぇ。。



試合は明日の現地時間朝10:00(日本時間8:00)スタートの第5試合目
日本時間16:00頃にはスタンバイといった感じでしょうか。

同じく予選から出場する杉田祐一選手は、1回戦で予選第24シードのRuben Bemelmans(151位/ベルギー)と対戦、試合は添田くんと同じく現地10:00スタートの第5試合目です。

>>全豪予選ドロー
>>スケジュール
>>ライブスコア

どれぐらいの精度のものかはありませんが、一応ライブスコアもあるようです。


夢のような1週間の終わり・完全版(250チェンナイ)

先ほどツアー250大会チェンナイの準決勝が終わりました。

vs ヤンコ・ティプサレビッチ(9位/セルビア) 1-6 4-6

惜しくもベスト4で敗退です。

先週の土曜日に予選がスタートしてから8日間で7試合。
添田くんにとってはおそらく今までで一番充実した、ファンとしても本当に楽しませてもらった長く、本当に素晴らしい1週間でした!!!


今週は予選決勝から5試合をライブストリーミングで見ることができました。

今週の記事で度々書いてきましたが、その中で感じたのは、本当にテニスが攻撃的になったということ。ポイントを取るまでのプランがより鮮明になったこと。ネットに出るタイミングやそこでのプレイが本当によくなったこと。
そして、本人もブログに書いた通り、自分を信じてテニスができていたということです。

一昨年1年間一緒にやってきて、去年秋に復帰したサンギネッティコーチとの取り組みが添田くんのテニスを進化させていることは、これまでの試合でもピンポイントで随所で感じてきましたが、今週それらの諸々がうまく結実し、見事に結果として花開いたのだと思います。

今週予選から7試合を戦いましたが、予選からダブルス巧者、シード選手の対戦に始まり、本戦に入ってからも2回戦、準々決勝とシード選手と対戦しました。
ラッキードローの中を運よく勝ち上がった訳ではありません。

準々決勝で当たったバブリンカは本調子とは遠いプレイだったと思います。
それでも、これまで調子が上がってこない相手を仕留め切れないうちに調子を戻され逆転負けなんてことも何度もありましたが、今回は違っていました。
2回戦はパワーで圧倒するドディグを巧さと勝負強さでねじ伏せました。


振り返ってみて、添田くんの今後の分岐点になるのではないかという試合がふたつあります。

ひとつ目はもちろんドディグ戦。それは、この上ない自信を与えてくれるものです。
添田くんに限らず、スポーツ選手はよく「自信」という言葉を使いますが、自分を鼓舞するために敢えて使っているのだろうと感じることがあります。
他の人がどうかは分かりませんが、私にはそれが自信のなさの表れと感じるのです。
でも、今回の結果はリアルに自信にするべきです(笑)


もうひとつはティプサレビッチ戦です。
なんというか、その前の2選手と全くレベルが違っていました。
ドディグとバブリンカも見ている時はとんでもないなーと思うようなすごいショットなのだけど、ティプはそのはるか上を行っていました。
ふたりには決まっていたであろう厳しいコースへのボールも追いつかれて、そこまで精密じゃなくても決まるよと言いたくなるところに何度も決められてしまいました。
そしてそれを支える限りなく広いコートでの可動域、フットワークも忘れてはなりません。

ティプはトップ選手の中では小柄な部類に入りますが、フェレールと同様尋常でないフットワークがあり、巧さでそれをカバーしています。なんというかもう匠の技(笑)
そしてそれって、添田くんが目指しているテニスの最終形のように感じられました。

今回はそれを見せ付けられた格好になりましたが、対戦できたからこそ体感できたことは計り知れないと思います。
ラオニッチでもアルマグロでもなくティプと対戦できたことは、とてもラッキーだったのではないでしょうか。


添田くんもブログに書いたように、今週たまたま上手く行った部分もあるだろうし、逆にどうしようもなくダメダメな週もこの先あるでしょう。
でも、この結果に自信をもって、さらに高みを目指して欲しいと思います。

------------------------------

以前、全豪ワイルドカードについて何度か記事にしたのですが、ご存知の方も多いと思いますが、添田くんではなく伊藤竜馬選手に与えられました。

今週の快進撃に加え、わずかとはいえランクが上な添田くんに出るのではないかと期待をさせてしまった絶賛添田ファンの方、申し訳ございません。。


でも、個人的にはむしろ予選からの出場になってよかったのではないかと思っています。
その理由はいくつかあって、

・去年予選1回戦で敗退しているので、ひとつでも勝てばポイントの上積みができる
 (予選2回戦 8ポイント、予選決勝 16ポイント、予選突破 35ポイント)
・今週からのタフな連戦で予選を勝ち抜くことにより得られる自信
・実は全豪予選でこれまで1回でも勝てたことがなく、その壁を突破して得られる自信

一番大きいのはひとつめですが、今週の結果によって、私の添田くんに向けての期待値はこれまでとは比べ物にならないほど高くなっています。

去年グランドスラム3大会で本戦出場を果たし、添田くんも「本戦が目指す場所ではなくいるべき場所と思うようになった」ということを発言するようになってきました。
でも実際は、3回ともドロー運に恵まれず、トップ選手と自分との差を感じる部分もあったのではないかと思います。その差として一番大きいのは「5セットを戦える力があるか否か」ではないでしょうか。

近いところでは、去年のデ杯のフィリピン戦で4セットマッチも経験していますが、熱中症になるほどの灼熱という劣悪な環境ではあったものの、相手としては勝つべき相手。これからは自分よりもランクの高い選手と5セットを戦い、勝てる力を身につけて行って欲しい。
タフな連戦もポジティブに考えれば、自分を強くするための糧になると思うのです。


自分の方がランクは高いのに、という納得いかない部分が添田くんにももしかしたらあるかもしれません。

でも、もう決まってしまったこと。
今の添田くんなら予選を突破する力は充分持っています!


全豪ワイルドカードがすでに出ているかもしれない

全豪ワイルドカードがなぜ添田くんに・・・?という方は、以前書いたこの記事をご覧ください。
>>2012シーズンに向けての戦い(6) 明日は実はすごく大事な一戦

この記事の内容をかいつまんで書くと、来年の全豪本戦ワイルドカードは添田くんか伊藤竜馬選手のどちらかに出る可能性が極めて高いのです。

今回は、その続編です。


全豪本戦エントリー締め切りは来週月曜日となりますが、添田くんも伊藤選手も今シーズンのATP大会出場を終えているので、現状からランキングの変動はなく、全豪ワイルドカード決定に向けての条件・判断材料はすでに出揃っています。
ふたりの最新ランキングは添田くんが120位、伊藤選手が122位と極めて接近していますが、わずかながらも添田くんが上。過去の傾向を単純に来年分にも当てはめると、ワイルドカードは添田くんに出ることになります。

とはいえ、ここまでランキングが近いともはや差とは言えないし、どちらになるか全く予想も付かず、近日中にそのことについて記事にするつもりでした。

添田くんには今季ATPツアーでベスト8」「今季グランドスラム3大会で本戦出場」という実績がありますが、伊藤選手にも若い」「最終戦でチャレンジャー優勝」という好材料があります。


例年ワイルドカードの発表は大会直前であることが多く、その頃まで情報を待たなければいけないと思っていましたが、月曜日に締め切られた2012年第2週大会のエントリーリストで、添田くんにすでにワイルドカードが出ているかもしれないと判断できる、大きな根拠を見つけました。

2012年第2週とは1/9週になりますが、1/11から全豪の予選が始まるので、予選に出場する選手は当然のことながら1/9週の大会に出場することはできません。
予選が始まるまでに負ければ物理的に出ることは可能ですが、負けることを前提としてそんなエントリーをする人などいないだろうし、現実的にも直前の調整や移動などを鑑みて、通常は出ないでしょう。ということで、添田くんも去年までは全豪予選週に当たる週は同週に開催のツアーにはエントリーをしてきていません。

ところが、この1/9週に行われるツアー250大会のシドニーとオークランドになんとエントリーをしているのです!!!!!
片や、伊藤選手はエントリーをしていません。

ということはということは・・・!?


根拠はこれだけですが、添田くんにすでにワイルドカード発行の連絡が行っていると考えてもいい、充分有力な根拠ではないかと思うのです。


とはいえ、どこかにそういう情報が出ている訳ではなく、様々な状況証拠(笑)を組み合わせた上での単なる推論なので、結果としてそうならなかった時はどうもすみません、添田くん予選頑張れ!!!ということでお願いいたします・・・。


Loading

!!!!! オススメ動画 !!!!!

adidas Tennis | Go Soeda | Yasutaka Uchiyama
(動画上の文字部分をクリックするとフルサイズで見られます)

アーカイブ

カレンダー

2024年3月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

記事カテゴリー

「もう一度。」 添田豪を絶賛応援するブログ is powered by WordPress | WP Theme by One in a Million