再始動!!明日広州へ出発!

しばらくブログの更新を休んでいた添田くんですが、全日本の全日程が終わり、昨晩久しぶりに記事がアップされました。

体調などの理由もあるのでしょうが、やはり一番は、ブログにもあるように「仲間が全日本選手権でプレッシャーに耐えて頑張っている中、調整をしている自分にもどかしさを感じ、ブログの更新を躊躇っていました」これにつきるのではないでしょうか。
大会前からネットやツイッターなどで色々見てみると、添田くんのプレイを見ることを楽しみにしている人や出ないことを残念がっている人もいたりしたようだし、普通に考えて、ちょっと書きにくいですよね・・・(笑)

今回出場しなかったことについて、去年一昨年と2連覇しており、ATPランカーとしてより高みを目指すためにこの大会はもう卒業すべきであるという考えがある(私はそっち派)一方、トップ選手が出ることで「全日本という大会を盛り上げ、価値を高めることができる。その責任がある」と、添田くんは全日本の大会プログラムのインタビューで語っており、この考えもすごく納得がいきます。
トップ選手がこぞって不出場となれば大会の権威も下がり、名ばかりの全日本になってしまう・・・。難しいところですね。

ともかくこの大会も終わり、12日から始まるアジア大会に向けて、明日出発のようです。


このところのコンディションとして、ブログに「右肘の痛み」について書かれていました。
思えばファンになってこのかたブログで体の痛みについて書いていたのを読んだような記憶がありません。だからなおさらこの記述はちょっと気になる(場所も場所だし)のですが、試合に出るということはそれほど重大ではないということだろうし、もしものことがあったとしても、判断力に欠ける若手ではないんだし、積み重ねてきた経験もあるだろうから、長い目で見た時に最悪の事態を避けるために何をすべきかは分かっていると信じています。


ということで、気をつけていってらっしゃーーい!


アジア競技大会のテニス競技について調べてみた

来月13日から中国・広州で行なわれる第16回アジア競技大会。

添田くんも出場メンバー入りしているので、このブログでも何度か紹介しているのですが、最初の記事をアップした7月からこの大会の情報を検索してこのサイトを訪れる方がとても多いようです。
(トップページを除く個別記事ページへのアクセス数は、110超の全記事中なんと4位!!)

ではなぜこんなに多いんだろう?と考えると、裏を返せばこの大会について満足な情報を得られるサイトがないということに他ならない。
サッカー・バレー・自転車競技などなど、他の競技は各協会・連盟が自サイト内に大会情報ページを作り、対戦国や競技日程・会場など詳しく紹介しているのですが、残念ながら日本テニス協会のサイトにはそれがないのです。。

それについて愚痴っぽいことを言っても仕方がないので、開幕も近づいてきたことだし、この大会でのテニス競技の詳細について分かる範囲での情報を整理しておきたいと思います。


大会の日程は11月12日から27日まで。45の国と地域の選手が史上最多の42競技、473種目でメダルを賭けて争うもので、アジアオリンピック評議会(OCA)の管轄において行われます。この大会は4年ごとに開催され、前回は2006年にカタールのドーハで行われました。
前回出場した添田くんはシングルス準決勝まで進み、男子団体では日本チームは2位だったようです。

テニス競技は11月13日から23日に渡って、男女シングルス・男女ダブルス・男女団体戦・混合ダブルスの計7種目が行なわれます。
会場は五輪スポーツセンターで、サーフェイスはハードでプレキシペイブ(って初めて聞いたけど何でしょう?)。
(ITFのアジア担当エグゼクティブ/アジアテニス連盟の常務理事で、ジャパンオープンのトーナメントディレクターも務めている川廷尚弘氏が今年3月に会場を視察した際の日記を見つけたので、貼り付けておきます)

各種目への出場選手は、テニスマガジン12月号によると以下の通り。

【男子団体】 添田豪、伊藤竜馬、鈴木貴男、松井俊英
【女子団体】 クルム伊達公子、森田あゆみ、土居美咲、不田涼子
【男子シングルス】 添田豪、伊藤竜馬
【女子シングルス】 クルム伊達公子、森田あゆみ
【男子ダブルス】 近藤大生/添田豪、鈴木貴男/松井俊英
【女子ダブルス】 森田あゆみ/クルム伊達公子、土居美咲/不田涼子
【混合ダブルス】 近藤大生/瀬間友里加、鈴木貴男/土居美咲


大会の公式サイトを見ると、団体競技(野球やバスケなど)では予選リーグの国の割り振りがすでに発表されていますが、テニスにはそういった類の発表がないことから、テニスにおける団体戦がどういうルールによって行なわれるのか、残念ながら分かりませんでした。
(男子のシングルス&ダブルスと団体戦の名前が一致していないので、単複の結果を総合したものが「団体」という訳ではないようです)


オリンピック出場に向けて地区予選がある競技だったり、アジアにライバルの国がいる競技はまたモチベーションが違ったりするんでしょうが(それでも代表選手の招集など、各競技ごとに問題もありそうだけど・・・)、テニスに関して言うと、オリンピックのシングルス出場枠は国や地域ごとに枠がある訳ではなく世界ランキングによるので、デ杯・フェド杯選手をそのまま出すのではなく、競技以外にも色んな経験を積ませるという意味で若手中心の布陣にしてもよかったのではと思います。
この大会自体、オリンピックに次ぐ規模の大きな大会だし、協会として予算の獲得とか何とか色々事情もあるのかもしれないですが・・・。


そして、この時期ということで抜きにして考えられないのが、日中領土問題(そのものよりも、その波及のもろもろというか)の影響です。

先だっての上海マスターズ予選、特に1回戦で中国人選手と対戦した添田くんの身を違った意味で案じていたのですが、特に心配していたような事態はなかったようです。ただこれは、本戦と比べて注目度も低い予選だからということもあったかもしれません。加えて、サッカーや野球など団体競技となると「国対国」という意味合いが強くなるし、観客もより熱狂的になりがちなのです。(現に、中国では日本代表が標的になった事件も起きているようです)

ところで、大会開催地の広州市では、11月12日の開幕式当日と26日の閉幕式当日がなんと公休日になるらしい・・・(@@
太っ腹すぎる・・・というのはいいとして、きっとこれでより多くの市民が会場に駆けつけることになるのでしょう。大会中は、中国の警察も1000人規模で警備に当たるようですが、試合はもちろんのこと、長期に渡って滞在することになる選手たちへの影響がとても心配です。


あれこれと書きましたが、出場する選手たちには出る以上は全力で頑張って欲しいし、同時に、外交・政治問題とは何の関係もない彼らが間違ってもそういうことの被害者にならないように、現地警察や同行するスタッフ・役員などには適切なサポートをお願いしたいところです。



>>JOCサイト内 第16回アジア競技大会(2010/広州)
>>大会公式サイト(英語)


◆参考サイト◆
サッカーU19日本代表に抗議=中国人がペットボトル投げ付け-山東省 -時事ドットコム
【図解・スポーツ】アジア大会2010・広州アジア大会の主な競技会場 -時事ドットコム
中国警察、広州アジア大会に向け特別警戒態勢入り=広東、福建など6地区で -Wheneverオンライン
降って湧いた幸運?!3日間の公休日追加=広州アジア競技大会 -Wheneverオンライン


アジア競技大会 代表選手入り

以前紹介したアジア競技大会。
http://www.go-soeda.info/archives/454

夏季五輪中間年に開催される「アジア版オリンピック」で、今回は中国・広州で11月12日から27日(テニスは11月13日~11月23日)に渡って行われます。

少し前ですが、その代表選手が発表になりました。

【男子】添田豪、伊藤竜馬、鈴木貴男、近藤大生、松井俊英
【女子】クルム伊達公子、森田あゆみ、土居美咲、不田涼子、瀬間友里加

錦織圭選手は本人の意向でメンバーから外れたそうです。


この大会がオリンピック本体の出場枠と関係がある訳ではないので、個人的にはこういう大会こそメダルにこだわらずフューチャーズクラス(女子はITFサーキットというのかな?)の若手を起用して経験を積ませるべきではないかと思うのですが、協会としてはこういうところでしっかり結果を出して予算を・・・とかあるのでしょうか。

ともかく、この大会に添田くんが出場することがはっきり分かり、11月のスケジュールをイメージしやすくなりました。


情報元:スポーツナビ 伊達ら10選手を派遣=アジア大会テニス
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/headlines/20100924-00000105-jij-spo.html


10月27日追記 種目ごとの出場選手など、詳しい情報をこちらにアップしました。


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