来週のランキングをラウンドごとに詳しく調べてみた
2010年9月23日
添田くんのランキングが気がついたら104位になっていました。
月曜日見た時にはランキング103位だったのですが、知らぬ間にイルハンの結果が組み込まれ、104位になっていたのです。
イルハンは先週バニャルカチャレンジャーで優勝してますが、決勝が月曜日にずれ込んだようで、こんなことってあるんですねぇ。
ということで、昨日行われた2回戦。
def. Ryler DEHEART 6-4 7-5
今回も競った内容になったようです。
実際に試合を見ていたAPF academiesの酒井さんのTwitterのつぶやきによると「何度もブレイクポイントを握られるも一度もブレイクされることなく勝利。緊張感が非常にある試合」だったとのこと。
動画も何点かアップされていました。(ポイント単位なのでいずれも長くはありませんが)
http://www.flickr.com/photos/50203743@N08/5014352565/in/dateposted/
http://www.flickr.com/photos/50203743@N08/5014951400/in/dateposted/
http://www.flickr.com/photos/50203743@N08/5014932740/in/dateposted/
次の準々決勝は予想通りダナイ・ウドムチョクになりました。
添田くんがブログで過去の対戦を5時間マッチと書いていますが、2007年のデ杯(アジアオセアニアゾーン グループ1・2回戦)のことで、5-7 6-3 7-6(4) 4-6 3-6 というものすごい試合だったんですね。。
ウドムチョクはケガからの復帰直後で現在864位と大きく順位を落としており、先週までの結果を見るとまだ本調子とは言えないようにも見えますが、今週なんといってもトミッチを破っていることが不気味すぎる・・・。
トミッチは暑さから集中力を欠いてしまったようですが、それでもウドムチョクが粘って先行したからこそと言えるし、気候を知った上での戦い方を知っていることも勝因と言えるでしょう。そして、彼にとってはホーム・・・。
添田くんは、暑さに加えてブログによるとそろそろ疲れが溜まってきているとのこと。
なかなか厳しい戦いになりそうですが、なんとかここは勝って欲しい・・・!
試合は日本時間正午スタートです。
>>本日のOOP
>>ドロー
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ところで、執拗にランキングとポイントの話。
QF (+15-7)520P ←今ココ
SF (+29-7) 534P 100位付近
F (+48-7) 553P 99位付近
W (+80-7) 585P 93位付近(こないだの記事でここを入力ミスしてました。。)
添田くんは今後の勝ち上がりによって上のようにポイントが付き、現在のランキングに当てはめると右の順位付近になるのですが、言うまでもなくこれは他の選手のポイントが全く動かなかった場合です。
100位突破に向けて前後選手の変動が気になり、90位~131位の選手について、今週の勝ち上がり状況と来週の失ポイントなど、つまり来週何ポイントになるのか調べてみました。
(今週のチャレンジャーで最大ポイントはトルコ優勝の100Pで、逆転可能なのが現在414ポイントの131位まで。それ以下でツアーで勝ち上がっていればまた変わってきますが、数はほぼないだろうので後で加えるとして計算はしていません)
今週のランキングも予想より3つ低かったし、より正確な予想をする上で周辺選手の変動を知ることは不可欠なのです。
すると、少なくともベスト4ではおそらく無理であることが分かりました。
具体的にポイントを見ていきます。(9/23深夜更新)
90 Schuettler, Rainer (GER) 605
91 Robert, Stephane (FRA) 605 → 来週578
92 Gabashvili, Teymuraz (RUS) 586 → 来週557
93 Dent, Taylor (USA) 579
94 Hajek, Jan (CZE) 579
95 Dabul, Brian (ARG) 579
96 Mathieu, Paul-Henri 574 → 来週504
97 Volandri, Filippo (ITA) 566 → 来週582
98 Berlocq, Carlos (ARG) 561 → 来週581
99 Andreev, Igor 540
100 Phau, Bjorn 532 来週-12 ブカレスト2回戦突破(QF 565 SF 610)
101 Greul, Simon 523 → 来週453
※このポイント失効の見落としをあもくさんにご指摘いただきました
102 Ilhan, Marsel 520 来週-3 トルコCH 2回戦突破(QF 535 SF 552 F 577 W 617)
103 Beck, Andreas 515 → 来週470
105 Andujar, Pablo (ESP) 510 ブカレスト予選突破して2回戦突破(QF 567 SF 612)
107 Kunitsyn, Igor (RUS) 502 トルコCH 2回戦突破(QF 520 SF 537 F 558 W 602)
今週エントリーがない選手と試合には出たもののすでに負けた選手は来週のポイントが確定しますが、現在勝ち上がっている選手は今後増えていく可能性があります。
ということで「ポイントが確定した選手=黒」、「現時点で抜かせることが決まっている選手=青」、「現在勝ち上がっておりポイントが増える可能性がある選手=赤」と分けました。
【ベスト4 534Pの場合】
・96、101、103位は現時点で抜くことが決定
・105位が最低でも542Pなので抜かれる
つまり、他の選手全員が次のラウンドで負けたとしても102位止まりと思われます。
【準優勝 553Pの場合】
・96、101、103位は現時点で抜くことが決定
・99位を抜ける
・97位、98位、100位が全員次のラウンドで負けたとしても抜けない
・102位が準決勝止まりであれば抜ける
・105位が2回戦で負ければ抜かれない
つまり、決勝まで行けてようやく100位突破の可能性が出てきます。
【優勝 585Pの場合】
・96、101、103位は現時点で抜くことが決定
・91、92、93、94、95、99位を抜ける
結構抜けていい感じですが、現在勝ち上がっている選手(赤)の結果次第に。
とまぁこんな感じです。
89位より上の選手を調べていないし、もちろん計算ミスや検索モレの可能性もあるので、あくまでも順位の目安として見ていただけると。。
(90位~131位の全員のポイントはコメント欄に上げておくので細かく見たい方はそちらをご覧ください)
こういう数字を見ながらあれこれ検証するのは実に苦手なので、見方が合ってるかなかなか自信がないところもありますが、ホントに拮抗してますね。
ともかく、今日をなんとか勝って、100位突破への可能性を広げていって欲しいです!!
日本人選手 来週のエントリー状況(8月23日週)
2010年8月19日
毎週、翌週の日本人選手のエントリー状況について、ATPツアーとチャレンジャーに限定して事前に掲載しています。
※8月18日現在/ランキングはエントリー締め切り時点
8月30日から今年最後のグランドスラム、全米オープンです。
来週火曜日からいよいよその予選が行なわれます!!
本戦Alt 5. Nishikori Kei 106(プロテクトランキング)
本戦Alt 11. Soeda Go 113
プロテクトランキングでエントリーしている錦織圭選手は現在本戦Alt 5ですが、今のところ2名の選手の欠場情報もあり、残り3人。故障などによる欠場に期待するというのはすごくおかしいことだと思いますが、現実的に考えると本戦入りの可能性は充分あるのではないのでしょう
か。添田くんはさすがに厳しいでしょうかね。。
予選 Soeda Go 112
予選 Nishikori Kei 196
予選 Sugita Yuichi 236
予選 Ito Tatsuma 261
予選Alt 27. Suzuki Takao 300
錦織くんは予選はプロテクトランキングではなく現在のランキングでエントリー。伊藤竜馬選手は、エントリー当初は予選Alt 5番でしたが、本戦ワイルドカードの決定や上位選手の欠場などにより、現時点で予選入りが決まっています。
この順位はエントリー時点の順位で、予選スタート前日の8月23日に、その日付けのランクをもとに予選シードが決まります。
添田くんは山のトップランクである予選第5シードあたりに、錦織くんは先週の優勝により大幅に順位を上げているので、ギリギリ予選シードが付くかもしれません。
鈴木貴男選手は、現在予選Alt 27。ちょっと厳しいようにも見えますが、予選入り待ちをしている上の26選手全員が全員本当に順番待ちをしているかというと分からないところもあり、予選Alt 上位26人のうち9人は来週あるチャレンジャー本戦と重複エントリーをしています。来週の
大会は全米予選の影響で全体的にレベルが下がっており、確実にポイントが見込めるチャレンジャー出場を選ぶ選手もいるだろうし、故障などによる欠場も今後出てくるでしょう。
ランキング順で予選入りできる119人のうち、26人・・・可能性が全くないとは言えないかもしれません。貴男さんは、数日中にアメリカに渡るようです。
本戦Alt 71. Matsui Toshihide 549
■アスタナ/カザフスタン (チャレンジャー Hard $50,000)
Kondo Hiroki 383
Moriya Hiroki 417
Mitsuhashi Junn 440
本戦Alt ??. Matsui Toshihide 512
MENS TENNIS FORUMS では守屋宏紀選手、三橋淳選手は本戦Alt リストに入っていますが、侍・三橋のブログで「本戦から」と書かれていたので、そちらに従い、修正しています。従って松井選手の順番は不明です。
日本人男子、100位台時代到来!
2010年8月16日
昨日、伊藤竜馬選手がブラジリアチャレンジャーでチャレンジャー初優勝! 今日付けの世界ランキングで189位となり、キャリアハイを更新しました。
添田くんはビンガムトンチャレンジャーベスト8により109位に、錦織圭選手がビンガムトンチャレンジャー優勝により148位にそれぞれランクアップ。
これによりランキング100位台に同時に3人が入りました。
ちなみにこれ、ものすごいことなんです。
今年の4月~5月にかけて添田くんと杉田祐一選手の2人が3週間の間だけ揃って100位台だった時期がありますが、現在杉田くんは12連敗中と辛抱の時が続いており、247位とランクを落としています。その前では添田・錦織の2人というのがありますが、それ以前、100位台にふたりという状態は、2002年にまで遡らねばなりません。
ここ10年ぐらいの国内のトップ選手として思い当たる選手のキャリアハイを調べてみました。
茶園鉄也 339位(1998年4月/当時24歳)
土橋登志久 359位(1998年5月/当時21歳)
増田健太郎 344位(1998年5月/当時26歳)
鈴木貴男 102位(1998年11月/当時22歳)
石井八起 207位(2000年2月/当時22歳)
本村剛一 134位(2000年3月/当時26歳)
寺地貴弘 219位(2000年4月/当時20歳)
岩見亮 260位(2003年6月/当時24歳)
岩渕聡 223位(2003年10月/当時28歳)
松井秀俊 261位(2006年6月/当時28歳)
100位台になった選手は鈴木貴男選手と本村剛一選手しかいません。(ちなみに、1999年から2002年にかけて断続的に8ヶ月間ふたりともが100位台だったことがあります)
私はこれを数字でしか見ていないし、引退した各選手の活躍や背景などを全然知りませんが、現在と概ね同じようなトーナメントシステムの中で活動していた(る)彼らを現在のシステムに当てはめてみると、大半がフューチャーズレベルでチャレンジャーで上位進出できるかどうかという位であることが分かる。グランドスラム予選出場のなんとなくのボーダーラインである200位台前半のランクであった選手は半分しかいません。
これよりも前となるとキャリアハイ46位の松岡修造氏がいますが、ここからさらに遡ろうとすると、トーナメントシステムや国内の大会の数などが全然違い、比較はもはや意味をなさないので割愛します。
上に並べた選手たちは現在トップ選手のコーチとして活躍していたり、情報としてすごく強かったということを目にするけど、世界ランキングだけで見るとそれほどでもないことが分かり、正直驚きました。
もちろん彼らが大したことないとか言うつもりは全然なく、海外のよりレベルの高い大会に挑むための足がかりとなる国内チャレンジャー大会が、彼らが活躍していた2000年代中盤にはひとつしかなかったことは大きな要因としてあるでしょう。
ただ、2008年以降は京都・横浜・豊田と3つも開催されています。錦織くんという世界的にもトップ候補として認められる選手の存在が、現役の選手に大きな刺激になっていることは間違いないでしょう。このふたつは、これまでの選手が達することができなかった100位台という領域の選手を複数生みだした要因としてものすごく大きいのではないかという気がします。
そしてこの3人に限らず、国内トップ選手のレベルが上がっていくことで、他の選手や下の世代の選手に必ずや好影響を与えるでしょう。
ところで、100位台にこだわる理由について。
近年の男子選手がなかなか到達できなかったレベルであるということはもちろんですが、このランクであればまずグランドスラム予選への出場が可能で、予選に勝ちさえすれば本戦で戦うことができるからです。
日本国内では、テニスをよく知らない人でもグランドスラムは知っているという人が大部分だろうし、添田くんが初めてウィンブルドン本戦に出場した6月、グランドスラムの注目度や位置づけの大きさを改めて実感しました。
一般的にスポーツは、やはり男子が強くて始めて広く注目されるのではないかと思うのです。
もちろん100位台は通過点に過ぎないし、ここからが本当の意味でのスタートラインかもしれません。
けど、そこに彼らがいるということを想像するだけでなんだかワクワクしてきます。そう思うのは私だけでしょうか(笑)
いいオチが思い浮かばないので、記念にATP 公式サイトのランキングの該当箇所をキャプチャーしてみました(笑)
(杉田がんばれーーー!の意味も込めて4人にしてますww)

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