ジェットコースターな展開で勝利をもぎ取りベスト4!準決勝は伊藤竜馬と大一番!(2012ホノルルCH)
2012年1月28日
ホノルルチャレンジャー準々決勝
vs Jack SOCK(380位/アメリカ) 6-2 2-6 6-2
なんというか、実に波のある不思議な試合となりましたが、勝利をもぎ取り準決勝進出です!
【第1セット】
ソ 15-15 ××× 0-1 ソックにエース2本
添 ○○○××○ 1-1 初失ポイントはダブルフォルト
ソ ○×○○○ 2-1 2連続ダブルフォルトでブレイク
添 ×○○×○○ 3-1
ソ ×○○○×××× 3-2 ダブルフォルトでブレイクチャンスが到来するもエースもからめてしのがれる
添 ××○○○×○×○○ 4-2
ソ ○×○○×○ 5-2
添 ○○○○ 6-2
ダブルフォルトでブレイクできたと思ったら今度はダブルフォルトでチャンスが来たと思ったらエースで凌がれたり、ソックがどうも安定しないといった印象。
添田くんは3-2からのサービスゲームでデュースに持ち込まれるも、ブレイクポイントは与えませんでした。
【第2セット】
ソ ○×××× 0-1
添 ○○○○ 1-1
ソ ×××× 1-2
添 ×○×○○××× 1-3
ソ ○×○××× 1-4
添 ○×××○× 1-5
ソ ○○○×○ 2-5
添 ××○×× 2-6
このセットでファーストサーブが突然入らなくなり、サービスゲーム4回のうち1回しかキープすることができませんでした。ソックもこのセットでダブルフォルト3本出していますが、それ以外の部分でカバーしており、形勢は一気に逆転。1-5からのリターンゲームでひとつ返してワンブレイク差にしましたが、次のサービスでこのセット2度目となる15-30からダブルフォルトを出してしまい、流れを少しでも引き戻すチャンスを自らつぶしてしまい、いやな形でファイナルセットを迎えることに・・・。
【第3セット】
ソ ×××× 0-1
添 ××○×○○×○○○ 1-1
ソ ×○○×○×○○ 2-1 2回目のBPでソックダブルフォルトによりブレイク
添 ○×○○○ 3-1
ソ ○×○××× 3-2
添 ○×○×○×○○ 4-2
ソ ○××○×○○×○○ 5-2 ソックまたしても2本のダブルフォルトでブレイク
添 ×○○○○ 6-2
第2ゲームで3度のブレイクポイントをしのいで4ゲーム振りののキープ。この次のゲームで久しぶりにブレイクのチャンスが訪れたところで、2度目のブレイクポイントで相手がダブルフォルト。相手のミスに助けられた格好ではありますが、これで第2セット中盤からの悪い流れも断ち切れ、4-2からのリターンゲームで相手の2本のダブルフォルトで再度ブレイクに成功。
・・・という感じで、プレイを見られていないので、あくまでもポイント推移だけで判断すると、拾った勝ちのような印象も否めません。少なくともこのスコアでは勝てていなかったでしょう。
それでも後半しっかり立て直しができたこと、そして勝ったことは何より大きな意味があると思います。
準決勝は伊藤竜馬選手と対戦です。
今大会添田くんと伊藤選手、杉田祐一選手の3人が本戦から出場し、全員がベスト4に入ってきました。こうなると日本人同士の対戦はもう免れられない。
2010年の豊田チャレンジャーでベスト4を日本人が独占という快挙がありましたが、レベルの高い海外のチャレンジャーでこの結果は本当に素晴らしいことで、今回のように上のラウンドで日本人同士が戦うというのはテニスファンにとってものすごく嬉しいことです。
この勝利で月曜日に失効する33ポイントは概ね補填することができましたが、明日の結果、そして他のチャレンジャー大会でまだ勝ち残っている周辺ランクの選手の結果次第で、最低で102位まで下がってしまいます。
明日勝つことができれば、これも周辺選手次第ですが最低でも98位。つまり、ランク2ケタ残留決定です。そして優勝できれば88位。キャリアハイ更新です!!!
デ杯終了までにさらに28ポイントの失効が待ち構えているので、ここからさらにひとつでも多く勝っておきたい。
加えて、デ杯前最後の試合ということもあるし、個人としての成績に加えてここでいい結果を残すことはシングルス2争いで大きなアピールポイントになるでしょう。
片や、伊藤選手は明日勝つことができれば最低でも102位、周辺選手の結果によってはキャリアハイ更新で、優勝できれば92位付近に浮上します。
双方にとって色んな意味で大事な一戦であることは間違いなく、ものすごくいい試合になるような気がするのだけど、見られないのが本当に残念です・・・。
もっとも当ブログはあくまでも絶賛添田ということで、その姿勢にブレはありませんので(笑)、明日添田くんになんとしても勝ってもらって、決勝の相手は杉田選手であって欲しいと強く願っているのです。
明日の準決勝は日本時間午前5:00スタートです。
最新動画が到着!観客の笑いを誘った勝利インタビューも
2012年1月28日
2日遅れですが、昨日、ホノルルチャレンジャー1回戦の動画がおそらく大会公式アカウントにアップされていました。
カメラがボールを追って動いたり、ゲーム単位ではなくポイントごとにやたらカットされたりしてどうも臨場感は伝わってこないのですが、試合が始まった時は青空だった光景もおそらく30分もしないうちに暗闇に変わり、ハワイ独特の気候が伝わってきます。
テニスはチェンナイ同様、積極的なプレイが目立ち、ショットの精度もいいみたいですね(^^
そして見逃せないのが、勝利後のインタビュー。
対戦相手のベゲマンが英語ペラペラなので本人もMCもすごい饒舌ですが、MCは添田くんが英語があまり得意でないことを知っていたのでしょうか、質問も簡単でゆっくりです(^^
チェンナイの賞金について聞いたり、添田くんもハワイのいいところとして「日本人の多さ」を挙げたり(笑)と、短いながらも観客の笑いとMCのツッコミも獲得し、添田ファンには貴重な面白映像です。
現地時間金曜日に組まれた準々決勝の相手はワイルドカードで出場のJack SOCK(380位/アメリカ)です。
主戦場はフューチャーズの選手ですが、今年20歳ととても若く、ワイルドカードで出場した昨年の全米では2回戦に進出し、今季はフューチャーズ優勝1回、ベスト4が1回でここまで10勝1敗。恐るべき成長株で、波に乗っている時は疲れも何も関係ない若さと自信を持って挑んでくると思います。
しかし、ファンとしても気持ちで恐れおののいてはいけないと思うし、これまで負けることが多かったこういうノリノリの若手にも、今回はしっかり勝利して欲しいと思います。
試合は現地時間午前10:00(日本時間午前5:00)スタートの第3試合目ですが、第2試合目が試合途中からの再開試合で、早ければ30分ぐらいで終わるものなので、朝7:00ぐらいには一応スタンバイしておいた方がよさそうです。
明日勝てばベスト4、去年のポイント失効を考慮しても、来週月曜発表のランキングで現在の99位近辺をキープすることができます。
圧巻の16連続ポイントでベスト8進出!(2012ホノルルCH)
2012年1月27日
ホノルルチャレンジャー2回戦
vs Kamil CAPKOVIC(251位/スロバキア) 6-3 6-2
しっかりベスト8進出です!
早朝でほとんど人がいないのをいいことに、Twitterでスコアを入力しながら観戦していました(笑)
【第1セット】
添 ○×○○××○○ 1-0
カ ○×○○×××× 1-1
添 ×○○○○ 2-1 エースで締めてキープ。サーブ13本中10本1stが入る素晴らしい立ち上がり
カ ○○×○○ 3-1 相手の1stが入らなければほぼポイントを取れており、先にブレイク
添 ××○×× 3-2 すぐさまブレイクバックを許す
カ ○×○×○○ 4-2 ・・・も、すぐさまブレイクバックがえし
添 ○○×○○ 5-2 またエースでしめた
カ ×○××○× 5-3
添 ○○○○ 6-3
立ち上がりがそれほどよくなかったように見えましたが、相手のファーストサーブが入らなかった時のポイント獲得率が高く、しっかりカバーできました。第1セット37分。
【第2セット】
カ ××○×○○×× 0-1
添 ○○○××○ 1-1
カ ×××× 相手が突然エースを量産(2本) 1-2
添 ×○○○×××○×○○×○○ 1本目と40-30のところでダフォ2本の乱調。これをしのいでなんとかキープ 2-2
カ ○○○○ 3-2
添 ○○○○ 4-2
カ ○○○○ 5-2
添 ○○×○○ 6-2
圧巻だったのは、このセット1-2からのサービスゲームでピンチをしのぐところから始まった16連続ポイント!!!
サービングフォーザマッチのところで惜しくも連続記録はストップしましたが、第2セット相手の立ち上がりが素晴らしかったところに自分に先にピンチが訪れ、そこを凌げたことで一気にギアが上がりました。こういう風に一気にまくしたてて攻められるのは調子がいい証拠と言えるかもしれません(^^)
対戦相手はまだ決まっておらず、本来の起床時間まで再び寝ることにしますので、それでは・・・。
同時進行で行われていた伊藤竜馬選手も、ピーター・ポランスキーに 6-4 2-6 6-0 で勝利しています。
最近のコメント