熱戦だっただけに後味の悪い勝利

高雄チャレンジャー2回戦、対ジミー・ワン(193位/台湾)に勝利し、ベスト8進出です!


仕事につきライブストリーミングは見ていないのですが、特に1セット先取で迎えた第2セットはブレイク合戦となりました。
0-1で迎えたサービスゲームで先にブレイクを許すもののすぐブレイクバックし、次にまたブレイクされたらすぐさまブレイクバック・・・と食らい付き、4-5で迎えたサービスゲームでは3セットポイント(3ブレイクポイント)という絶体絶命の大ピンチをストレートで凌ぎました。

そして、5-5で迎えたリターンゲームはものすごい攻防だったようです。
添田くんがブレイクポイントを初めて握ったところでライブスコアからも離れなくてはならなくなり、なんとかブレイクを!!!と思いつつ、15分ぐらいしてライブスコアに戻ると、なんとまだそのゲームが続いていました。その後もアドバンテージが行き交う激しい攻防が続き、デュースになってから20分は過ぎたでしょうか、添田くんがもはや何度目か分からないブレイクポイントを迎えたところで、スコアの下に突然「Winner:G.Soeda by retirement」の文字が。。


しばらく状況が飲み込めずぽかーんとしてしまいましたが、ライストで見ていたTwitterの観戦仲間さんの言葉を集約すると、どうも、このセット中盤でメディカルタイムアウトを取ったワンが、このゲームの途中に突然どこかに行ってしまい、戻ってきて何事もなかったかのように試合は再開されたものの、一旦サービスポジションに入ったにも関わらず突然ベンチに戻ってしまったそうです。

で、とても立ち上がれる状況ではなかったのでしょうか、添田くんが相手のベンチのところまで歩み寄り握手をして試合終了。。

最終スコアは 6-4 5-5 でした。


ワン本人のFacebookによると、「突然呼吸困難のような状態に陥ってしまった」とコメントしています。

台湾にはこれまでなかった男子のATP大会で、しかも同じ年対決ということでワンも相当の気合が入っていたことが容易に予想できます。
どこかに行ってた時間を差し引くにしても20分もデュースなんて、聞いたことないし。


そのゲームのすごさを顕著に物語るのがスタッツです。
第2セットに限定して掲載しますが、赤く囲った数字をご覧ください。

右側が添田くんのサービスゲームは5ゲーム28ポイントに対して、6ゲーム目まで行ったとはいえワンのそれは添田くんの倍以上の59ポイントにも及んでいます。このセット、添田くんはほぼ全てのゲームでブレイクポイントを握っていたような記憶がありますが、各ゲームそんなに長い攻防にまではなりませんでした。
つまり、やはりこの20分間に全てが集約されているのでしょう。

試合を見ているファンにとっても息を呑む攻防だったのだろうし、こういう形でゲーム途中にいきなり終わってしまって、添田くんに相手に根負けをさせてのブレイクを期待していたので、なんか後味が悪いというか少し残念な気もします。

増田健太郎コーチのブログによると、「非常に蒸し暑く、体力の消耗が激しい中、最後まで攻撃を続けていたことが、相手の無理を誘う結果になりました」とのこと。
それにしても添田くんは蒸し暑いところでの大会はホントに強いですね!


明日の準々決勝は第7シードのジェームス・ウォード(149位/イギリス)と対戦、個人的にはこの一戦が大一番になる気がしています。

今日は雨天中断もあり、試合の進行が遅れた影響で明日のオーダーオブプレイはまだ出ていないので、各自でスケジュールはご確認ください。

>>オーダーオブプレイ(夜中には金曜分に更新されるかと)


2回戦は雨天順延で明日に延期(2012高雄チャレンジャー)

今日予定されていた高雄チャレンジャーの2回戦は雨天のため順延になりました。

明日の現地時間14:00(日本時間15:00)スタートの第1試合に組まれています。
同じく第1試合に伊藤選手(第2セット途中から)、守屋選手の試合も組まれており、日本人選手ファンには熱い午後になりそうです(笑)


久々のハードコートも死角なし!明日は高雄チャレンジャー2回戦

本日行われた高雄チャレンジャー1回戦、

vs Konstantin Kravchuk(ロシア/184位) 6-3 6-4


2セットともにワンブレイクアップで見事勝利です!

この大会にはライブストリーミングがあります。私は試合中は仕事中の出先で見られなかったのですが、見た人の感想を聞いた感じだと、ほとんどラリーになっていなかったようです。相手がすぐにミスしてしまうというのがその論調で、添田くんの調子がいいのかまでは分からないという意見が多く、内容が気になりましたが、この大会で現地入りしている増田健太郎コーチのブログによると、「終始相手を休ませない攻撃と安定力は見事でした。セカンドはリードされる場面もありましたが、落ち着いてプレーしすぐに挽回してストレートで勝利しました」とのこと。

久しぶりのハードコートの試合、時差も含めて少し不安もありましたが、大丈夫そうですね(^^

明日に2回戦が入り、対戦相手は地元台湾のジミー・ワン(193位)になりました。

強敵ではありますが、今の添田くんであればしっかり勝ってくれると思います!

試合は現地時間14:00(日本時間15:00)スタートの第2試合に入りました。


>>明日のオーダーオブプレイ

>>大会公式サイト


Loading

!!!!! オススメ動画 !!!!!

adidas Tennis | Go Soeda | Yasutaka Uchiyama
(動画上の文字部分をクリックするとフルサイズで見られます)

アーカイブ

カレンダー

2024年4月
« 10月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

記事カテゴリー

「もう一度。」 添田豪を絶賛応援するブログ is powered by WordPress | WP Theme by One in a Million