【兵庫現地プチレポ】言い訳めいてるのですが、これは書いておきたい

兵庫チャレンジャーに関する記事を全然書かずにすみません。
実は前日遅くに思い立ち、金曜日の準々決勝を現地で観戦してきました。帰宅したのが昨晩遅くですぐ寝てしまったので結構今更なのですが。。

その準々決勝は西岡選手に5-7 6-3 1-6で敗れました。


ファイナルセット序盤、左足に異変が出たようで(特に症状の詳細は情報が出ていないのですが、しぐさから私には痙攣のように見えました)、ほとんど足の踏ん張りがきかなくなってしまいました。
方や、西岡選手は前回の敗戦(去年の慶應チャレンジャーで添田くんがストレート勝利しています)を踏まえて、そのスタイルに対してしっかり対策を練ってきたことが明確に分かるものでした。
一方の添田くんは、西岡選手の持ち味である長すぎるラリーに持ち込ませないために必須となる安定したファーストサーブの入りが余りにも不安定すぎましたね。。連戦続きでのロングラリーマッチは余りにもリスクがありすぎますが、大事なところでダブルフォルトを連発してしまったもそれがプレッシャーとなってしまったのかもしれません。


それとは別に、率直に言うとこの試合色んな意味でとても気分の悪いものでした。
なぜかというと、このレポート記事が書いていることは明らかに誇張だからです。
tennis365 -兵庫ノア 添田、最後力尽きる

添田くんは「ラケットを自身のベンチに叩きつける」なんてことしていません。
ただ、コートチェンジでベンチに戻ってきた時、ラケットバッグにラケットをそっと置かずほいっと放っただけ。そんな程度で叩きつけたことにされたら、皆叩きつけてることになりますよwwwww


ただ、添田くんはこの試合における敗者です。
全日本決勝とこの大会と、2大会続けてナショナルチームの若手選手に敗れたことも事実。

テニスに限らずとかくニューヒーローを求めがちな我々にとって、こういう“世代交代”を予感させる展開はある意味またとない好材料でもあります。
逆に勝てば官軍で、実際コートでどんな悪態をついていたとしても、そんなことはまるでなかったのように扱われます。
そして試合を見ていない人は、添田くんが若手に苦戦を強いられ荒れた試合だったんだなと受け止め、世代交代が進んでいることが既成事実とでもいうような印象を持つかもしれない。
勝てていればそういうことも起きないのですが、実際はそうならなかったので、仕方がない。

しかし、どうももやもやしたものはぬぐえないし、前向きな言葉もなかなか思い浮かばないですが、これはおそらく小さく音声もあまり鮮明ではない映像で見ていただけでは分からないことだと思うので、そういう意味でも、この試合を自分の目で見ることができてよかったです。


連戦3大会目となる地元神奈川での慶應チャレンジャーは、2回戦で内山選手、準々決勝で西岡選手との対戦が見込まれます。
持ち味を充分出せないまま直近に負けた2試合の相手そのままとあまりよくないドローになってしまいました。

ただ彼らではなくても、守屋選手かもしれないし杉田選手かもしれないし、彼らは彼らでがむしゃらに向かってきます。
日本の大会に出る以上、対戦相手が日本人だらけになるのは最初から分かっていることですからね(笑)

昨日にはもう練習を始めたようなので、足は大したことないのでしょう。
とにかくあとシーズン2大会、あまりいい流れにはないかもしれませんが、目の前の一戦一戦に集中して試合に臨んでいくしかないんだと思います。

>>大会公式サイト

1回戦は、Gavin VANPEPERZEEL(281位/オーストラリア)と対戦します。
ダブルスは佐藤文平選手とペアで出場、明日1回戦が組まれています。

例年通りであれば、今年も一部のコートでATP公式によるライブストリーミングがあるはずですが、関東近辺で添田くんの試合はこれが最後です。可能な方はぜひ会場で生で応援しましょう!


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(動画上の文字部分をクリックするとフルサイズで見られます)

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