久しぶりにポイント計算をしてみた


ヒューストンから帰国後、次の遠征に備えて走りこみの合宿をしているようです!


ずっと前からそのことについて書こう書こうと思ってはいたのですが、実のところ、このブログに何を書いたらいいのか分からない状態が続いています。
もちろんすごく嬉しいことではありますが、今年になって添田くんが自身のSNSで積極的に情報を発信してくれているのも大きく影響していて、つまり、言うまでもなく本人発信の情報が何物以上に価値のあるものです。

そこに上がってこない周辺情報や試合の事前情報など、できる限り書きたいとは思うのですが、周辺情報なんてそうそうあるものではなく、スコアや多くの人も見ているであろうライブストリーミングを観たテニス初級の感想など書いたところで・・・というか。。

このブログも立ち上げからもうすぐ5周年を迎えようとしています。
この5年で添田くんのランキングに限らず、リアルタイムで追える試合の数も本当に多くなったりと色々なことが変わりました。本人の活躍を切に願いそれを追っていくのはもちろんですが、自分にとって、このブログに向かい続けるための新たなモチベーションとなるものを捜さないといけない時に来ているのかもしれません。



という訳でもありませんが、久しぶりにポイントの計算をしてみました。
ウィンブルドン本戦ダイレクトインに必要な条件を把握しておくためです。

エントリー情報のページに確認できたところまでを更新したのですが、ローランギャロスの本戦エントリーが月曜日に締め切られ、無事ダイレクトインできました!
ただ、去年の春のアジアチャレンジャーでの獲得ポイントが全体の2割以上に及ぶため、ウィンブルドンの本戦エントリー締め切りとなる5月18日までに仮にポイントが全く取れないと仮定すると、120位あたりまでランキングが急落し、予選からの戦いを強いられることになります。

そして、ローランギャロスのエントリーリストを見るとプロテクトランキング(故障明け選手への救済措置)でダイレクトインしている選手が5人といつもより多く、カットラインが99位といつもより少し上になっています。時期が近いウィンブルドンでもこの傾向は同様と思われます。


まだ大会エントリーが締め切りになっていないので予想も含まれますが、この5月18日までにポイント加算のチャンスは最大3大会。
そして、以下はウィンブルドンのエントリー締め切りまでに失効もしくはポイントの置き換え対象となりそうな大会です。

<1> Busan CH W 100 18.05.2015(失効日)
<2> Taipei CH S 33 04.05.2015
<3> Traralgon 2 CH R16 7 09.11.2015

去年は獲得ポイントが0の大会が多く、年間通してのポイント獲得大会数がランキング対象となる18大会に満たない時期が続いていました。勝った分だけランキングの上昇に繋げられたのですが、今季は初戦敗退した大会がこれまで1大会しかなく(すごくいいことですが)、18大会に0ポイントの大会がカウントされなくなっています。
つまり、1大会あたりの獲得ポイントが小さいと差し引きでほとんど上乗せにならないので、チャレンジャーだとある程度勝ちあがって差し引いた残りのポイントを大きくしないとランキングを上げることができないのです。

■4月13日付けランキング
ATPポイント597

■4月20日付けランキング
前週の大会エントリー/ポイント失効ともになく、ATPポイントは597のまま

■4月27日週
前週の大会エントリー/ポイント失効ともになく、ATPポイントは597のまま

台北チャレンジャー($75,000+H)に上から3番目のランキングでエントリー
この大会のポイント内訳⇒ 2R 8P/QF 18P/SF 35P/F 60P/W 100P

■5月4日週
上記<2>が失効するため、4月27日週の獲得したポイントとそのまま入れ替わる。
仮に台北ベスト16だったとすると572Pに/ベスト8で582Pに/ベスト4で599Pに/準優勝で624Pに/優勝で664Pなります。(1回戦負けの場合は18大会外に出ていたポイントが繰り上がりで入り571P)

釜山チャレンジャー($100,000+H)に上から3番目のランキングでエントリー
この大会のポイント内訳⇒ 2R 8P/QF 20P/SF 40P/F 65P/W 110P

■5月11日週
ソウルチャレンジャー(&50,000)にエントリーする可能性があります。
この大会のポイント内訳⇒ 2R 7P/QF 15P/SF 29P/F 48P/W 80P

■5月18日
ウィンブルドン本戦エントリー締め切り日

ここで<1>の100ポイントが失効します。タイミング含めてこれが余りにも大きすぎる・・・。

3大会あり、大会ごとの全ラウンドでのポイントを試算するのはかなり大変なので、大まかな目安を書いておきたいと思います。
3大会は同じチャレンジャーでも賞金グレードが違うため、ポイント内訳も異なります。目安を見るのが目的なので、ポイント効率の悪い ソウル>台北>釜山 の考え方で試算していきます。



●3大会全部ベスト8の場合
4/27付けの597P +台北QF 18P -33P(<2>失効) +釜山QF 20P -7P(<3>置換) +ソウルQF 15P -100P(<1>失効) = 510P
現ランキングにあてはめると110位あたりになり、カットラインのボーダーラインには及ばないと思われます。

●1大会ベスト4/2大会ベスト8の場合
4/27付けの597P +台北QF 18P -33P(<2>失効) +釜山QF 20P -7P(<3>置換) +ソウルSF 29P -100P(<1>失効) = 524P
現ランキングにあてはめると104位あたりになり、カットラインのまさにボーダーライン上といったところ。プロテクトランキング選手、欠場選手の有無の影響を大きく受けることになります。

●2大会ベスト4/1大会ベスト8 の場合
4/27付けの597P +台北SF 35P -33P(<2>失効) +釜山QF 20P -7P(<3>置換) +ソウルSF 29P -100P(<1>失効) = 541P
現ランキングにあてはめると100位付近になり、カットラインの上側になれると思われます。

●2大会ベスト4/1大会1回戦負け の場合
4/12付けの597P +台北SF 35P -33P(<2>失効) +釜山1R 0P +ソウルSF 29P -100P(<1>失効) = 528P
現ランキングにあてはめると104位あたりになり、カットラインのまさにボーダーライン上といったところ。プロテクトランキング選手、欠場選手の有無の影響を大きく受けることになります。

●1大会準優勝/1大会ベスト8/1大会1回戦敗退 の場合
4/12付けの597P +台北QF 18P -33P(<2>失効) +釜山1R 0P +ソウルF 48P -100P(<1>失効) = 530P
現ランキングにあてはめると103位あたりになり、カットラインのまさにボーダーライン上で、欠場選手が毎回ある程度出ることを考えるとギリギリダイレクトインできるのではないかと。。
つまり、1大会で決勝まで上がれば他2大会にかかる負担はかなり小さくなります。

●1大会優勝/2大会1回戦敗退 の場合
4/12付けの597P +台北1R 0P -33P(<2>失効) +釜山1R 0P -7P(<4>置換) +ソウルW 80P -100P(<1>失効) = 537P
現ランキングにあてはめると101位あたりになり、カットラインの上側になれると思われます。つまり、1大会で優勝できた時点でウィンブルドン本戦ダイレクトインはクリアと言えるでしょう。


ウィンブルドン本戦に入るための目安がなんとなく見えてきます。

目的は、添田くんが現在直近に控える目標を正しく見定めるためです。
次の遠征への出発まであと1週間ほど、ようやく本格的な春を迎えた日本でしっかり体を作ってまた頑張って欲しいと思います!


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